(CNN) フランス・パリの集合住宅でバルコニーから転落しそうになっていたところを移民男性に救助された4歳の男の子について、パリ検察は、父親が「ポケモンGO」のゲームをしていて帰宅が遅くなっていたことを明らかにした。 西アフリカ・マリ出身の移民マムドゥ・ガッサマさん(22)は26日、男の子がバルコニーからぶら下がっている姿を目撃してビルの外壁をよじ登り、男の子を無事救助。この功績が認められてフランス市民権を贈呈され、パリ消防署はガッサマさんを採用したいと申し出ていた。 ガッサマさんは29日、パリ消防署を訪れ、CNNの取材に「ものすごくいい気分」と話している。 検察が28日、CNN系列局BFMに語ったところによると、父親は男の子を1人で留守番させて買い物に出かけ、戻る途中でポケモンGOをやり始めたために帰宅が遅くなったという。 母親はインド洋のフランス領レユニオン島在住で、父親がパリで男の子