「ポカリスエット」を製造・販売する大塚製薬が、香港の「逃亡犯条例」改正反対デモで「当局寄り」の報道をしたと指摘されるテレビ局で流しているCMを取りやめることが、7月10日までに分かった。 【香港の市民の間ではポカリスエットが大人気に】 香港デモの参加者では「ポカリ買った」などと決定を支持する一方で、デモに否定的な見方を示している大陸のネットユーザーからは「不買宣言」も上がっていて、両者の分断がはっきりとしている。 大塚製薬はハフポスト日本版の取材に対し「政治的な意図はない」としている。 大塚製薬によると、取り下げるのは香港のテレビ局・TVB(無線電視)で流しているテレビCM。放映を取りやめる具体的な時期については未定だという。 BBCは、このTVBについて「(デモ隊を制止する)警察側に偏った報道をして批判を浴びている」と評論。7月21日にはデモ隊がTVBの社屋の前で「紅色(中国共産党寄り)