『ドミニオン』のオリジナル版の発売元であるリオ・グランデゲームズ社(アメリカ・ニューメキシコ州)は、2月7日付のニュースレターで、『ドミニオン』の近況について報じている。 ニュースレターによれば、ドミニオンの売上は伸び続けており、昨年末で100万セット(世界各国語版・拡張含む)に達した。2001年度以降に発売されたボードゲームでミリオンセラーを達成したのは『カルカソンヌ』以来。2008年秋から、わずか2年での達成となった。 リオ・グランデゲームズ社は、今年も『ドミニオン』用に2タイトルの拡張セットと、プロモーションカードを予定しているという。そのひとつが、今春発売予定の『ドミニオン:収穫祭(Dominion: Cornucopia)』だ。豊穣の角コルヌコピアをタイトルにした5番目の拡張は、実りとお祭りの秋が舞台。テーマは「多様性」で、デッキや手札のカードの種類が多いほど効果が高まるカード(