飲食業界の過去の業界規模の推移を見ますと、2020年に大きく減少しましたが、2022年には回復しています。 飲食業界の動向と現状(2022-2023年) 経済再開により店内飲食の需要に戻り コスト増で利益減 2022年の主な飲食サービス企業の売上高は、前年比17.4%増の6兆0,452億円、純利益は前年比同54.7%減の854億円、売上高純利益率は1.4%でした。 飲食企業の売上高と利益率の推移(出所:有価証券報告書公表企業117社の合計、グラフは業界動向サーチが作成) グラフによると、売上高は2019年までは増加傾向、2020年は一転して大幅減を記録しました。一方、2022年は増加に転じ、コロナ前の19年比とほぼ同水準にまで回復しています。なお、2022年の利益率は昨年から一転して大幅減、収益性は再び厳しい状況にあります。 近年の飲食業界の動向を振り返りますと、2020年には新型コロナ感