JATA経営フォーラムのパネルディスカッションFは「インバウンド 欧州ツアーの展望〜欧州からの訪日ツアー受け入れの実態から学ぶインバウンドビジネスの将来〜」がテーマ。観光庁、大手旅行会社、富裕層特化型旅行会社、ホテルが異なる視点、経験から語った訪日客受け入れの実態報告からは、インバウンドの取り込み拡大や新規参入へのヒントが見えた。コメンテーターは観光庁国際交流推進課長の瓦林康人氏、JTBグローバルマーケティング&トラベルのマーケット戦略部営業企画チームマネージャーの熊田順一氏、東日観光国際旅行部部長の佐藤博史氏、帝国ホテル東京営業部営業二課長の松尾謙一氏。モデレーターは日本旅行国際旅行事業部VJC訪日推進室担当部長の松澤勇夫氏が務めた。 VJCに一定の成果も課題を提示 観光庁の瓦林氏は「訪日外国人3000万人プロジェクト」の第1期として、2003年のビジット・ジャパン・キャンペーン(VJC