◀前の記事へ 次の記事へ▶ ≡ はじめに前回は、「デシジョンテーブルテスト」の簡単化の3つの方法のうち、実行不可と、テスト不可について説明しました。復習を兼ねて、3つの方法を再掲します。 ・ 実行不可(Infeasible)の列を削除する ・ テスト不可(Untestable)の列を削除する ・ 網羅基準を全組合せからMC/DCに変えることで、デシジョンテーブルを小さくする 前回より今回は、「網羅基準を全組合せからMC/DCに変えることで、デシジョンテーブルを小さくする」話について書きます。 前回と今回は、「簡単化」に焦点をあてているために、すべての条件がYとNや、TrueとFalseといった2値を持つケースで説明しています。 すべての条件が2値(バイナリ)であるデシジョンテーブルのことを英語でLETD(Limited Entry Decision Table)と呼びます。たまに出てくる略