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2010年12月7日のブックマーク (2件)

  • 第10回 損害規模を縮小し,発生頻度を減らすリスクコントロール手法:ITpro

    第10回 損害規模を縮小し,発生頻度を減らすリスクコントロール手法 ITプロのためのリスクマネジメント入門 記事一覧へ >> 第6回と第7回でリスクの調査方法を,第8回と第9回では分析の結果を数値化し,リスクマトリクスにプロットして調査結果の全体像をはっきりさせることを学びました。今回からは,プロットされた各リスクへの対策について解説します。 ◆大きく2つに分けられるリスク対策手法 リスク対策手法にはさまざまなものがあり,実際にリスク対策を行う時には,いくつかの手法を組み合わせることが多いものです。ここではリスク対策を大きく2つに分けて考えます。損害の発生を防止または軽減するための手法「リスクコントロール」と,損害発生に伴う経済的損失を補填するための資金繰り手法「リスクファイナンシング」です。 もう少し説明を加えると,リスクコントロールは組織やシステム,技術的工夫によって,まずリスク固有の

  • ビジネスのリスクはこうすれば低減できる! / SAFETY JAPAN [浦嶋繁樹氏] / 日経BP社

    リスクコントロールによるリスク処理手法 まずは、次の図を見ていただきたい。第5回で紹介したリスクマトリクスである。 念のために説明しておくと、1~4のボックスに該当するのは、次のようなリスクである。 1-しばしば発生して、危険が大きいリスク 2-たまにしか発生しないが、危険が大きいリスク 3-しばしば発生するが、危険は小さいリスク 4-たまにしか発生しないで、危険も小さいリスク リスクコントロールによってリスクを処理する場合、まず現在扱っているリスクが,このマトリクスのどの部分に当たるのか、正確にプロットすることが重要である。 もちろん、その前に、リスクマトリクスの軸をきちんと定義するべきなのは言うまでもない。 たとえば、横軸の「頻度」については、リスク発生の確率を基準にするのか、件数を基準にするのかを決定する。また、確率をとった場合には、中央のラインを50%にするか30%にするかと