まず、到底承服しかねる条件を出し、それを拒否させる。 そして、 「それを拒否するということは、好きで日本に残っているということだ」 →「ならば大人しく現行の体制に従え」 というロジックを用いて、相手の言論を封殺する。 もしも、簡単に日本から出て、簡単に他国に帰化できるなら、確かにそれは一定の説得力を持つのだろう。 だが実際には「日本から出る」ことにはかなりのリスクを伴う。 国籍はそう簡単には変更できない。 …タイトルの台詞を口にする人々は、実はそれを分かっている。 分かっていて、「無条件の服従」と「国外退去」の二者択一を迫る。