23歳の女。 大学を卒業後、今は専門学校に通っている。 生まれつき、アスペルガー症候群(自閉症の一種)とADHD(注意欠陥多動性障害)という発達障害がある。 知的な遅れがないため、何の支援も受けられず、普通級で周囲の人に嫌われながら生きてきた。 成人してから、障害者手帳3級を取得した。 知能指数が、言語性IQが129で、動作性IQが105。 例えるなら、足が片方だけ24cm長いような感じだ。 24cmズレた足で走るのは、健常者のフリをするのは一時的には可能かもしれない。 でも一生全力疾走し続けるのは無理だ。 一人っ子で、家族は父と母だけ。 今まで、父と母が憎くて憎くてたまらず、自立しようともがいてきたが、 疲れたんだ、ほんとうに。 もう諦めて、障害者として静かに生きていこうと思う。 虐待まがいのこともされたけれど(障害者雇用支援をしている人に家庭の事情を話したら、それは虐待だよって青い顔さ