朝日新聞の受託印刷 河北新報社が開始 受託印刷開始を祝ってテープカットする関係者 河北新報社は20日、岩手、宮城、山形、福島4県で配られる朝日新聞朝刊の一部の受託印刷を仙台市泉区明通の河北新報印刷センターで開始した。 初日は翌朝に配られる約7万2000部を印刷した。刷り上がった新聞は新聞販売店名などが印字された表紙とともに梱包(こんぽう)され、ベルトコンベヤーでトラックヤードに運ばれた。作業は21日未明まで続いた。 20日夕には印刷センターで印刷開始式があり、両社関係者がテープカットをして開始を祝った。河北新報社の一力雅彦社長は「全国の新聞は競争だけでなく協調も強めており、今後も両社で協力できることは協力したい」とあいさつ。朝日新聞社の宮田善光常務は「東北エリアでの両社の協力体制が今後、一層強まることを願う」と語った。 両社は昨年7月、印刷受委託で基本合意し、細部を詰めてきた。受託部
朝日新聞社と河北新報社は1日、東北地域に配達する朝日新聞の一部を河北新報社の印刷センター(仙台市泉区)で印刷することに基本合意したと発表した。朝日新聞社は現在、岩手、宮城、山形、福島県内向けの約24万部を仙台市宮城野区にある仙台日刊印刷社の工場で印刷している。このうち夏季5万部から冬季8万部程度の印刷を2011年11月から委託する。新聞輸送や販売面での協力についても検討する。 朝日新聞社は、印刷設備の効率的配置や新聞の安定輸送を図るため、これまでに広島県で中国新聞社、茨城県で日本経済新聞社、北海道で十勝毎日新聞社、鹿児島県で南日本新聞社に委託印刷している。新潟県でも新潟日報社に委託印刷を予定しているほか、読売新聞社、中日新聞社と関東、北陸、四国地域などで相互委託印刷を予定している。
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