<参院選青森>平川市 イオンに共通投票所 平川市選管は23日、夏の参院選で市内の有権者が誰でも投票できる「共通投票所」を市内の商業施設に設置すると発表した。設置の決定は長野県高森町に次いで全国2例目。同市の投票率は、最近の国政選挙で全国ワーストが続く青森県の平均を下回っており、投票しやすい環境を整え投票率の底上げを図る。 共通投票所は市中央部にある「イオンタウン平賀」(平川市小和森)の1階催事場に、投票日の午前9時~午後8時に開設。学校や公民館などの指定投票所ではなく、買い物に訪れたついでに投票できる。 市選管によると、同店はバイパス沿いで広い駐車場を備え、休日には1日平均5000人の家族連れなどでにぎわう。参院選から期日前投票所も設置される。 市は二重投票を防ぐため、無線のオンラインで暗号化データを通信するシステムを構築。セキュリティーを確保しながら市内23カ所の指定投票所と結んで