早稲田大マニフェスト研究所と教員らでつくる「模擬選挙推進ネットワーク」は、大阪ダブル選(22日投開票)を題材に、高校などで実施した模擬選挙の速報結果を発表した。大阪府知事、大阪市長いずれも大阪維新の会公認候補が最多の票を集め、実際の選挙結果と同様の傾向が見られた。 模擬選挙は、来夏の参院選から選挙権年齢が18歳以上に引き下げられるのを前に企画され、近畿を中心に全国の高校と大学計20校の約2千人が参加した。各候補のマニフェストや選挙公報を比較した上で投票が行われ、集計が終わった16校分が速報結果として公表された。 府知事選では、46・6%が現職で大阪維新の会幹事長の松井一郎氏(51)=大阪維新公認=に投票。37・5%が元府議の栗原貴子氏(53)=無所属、自民党推薦=に、15・9%が美馬幸則氏(65)=無所属=に投じた。 大阪市長選では、45・2%が元衆院議員の吉村洋文氏(40)=大阪維新公認