自民党の山崎拓元幹事長(73)は25日、福岡市内で記者会見し「今週中に党公認が得られなければ離党する。引退はしない」と述べ、夏の参院選での比例区からの立候補に改めて意欲を示した。 会見で山崎氏は「公認を得られなくても何らかの形で参院選に出馬する」と述べた。離党後の新党結成や国民新党との連携の可能性については「全くの白紙。派閥の同志の調整を待ちたい」と述べ、明確にしなかった。 山崎氏は昨年の総選挙で落選した後、参院選での国政復帰をめざしてきた。6日には離党届も持参して谷垣禎一総裁との会談に臨んだが、結論は出なかった。山崎氏は党の参院比例区70歳定年制に抵触するため、例外的に公認することには党内の中堅・若手を中心に強い批判がある。