佐賀新聞社は、動画共有サイト「ニコニコ動画」を運営する株式会社ニワンゴ(本社・東京都、杉本誠司社長)と提携を結び、8日公式動画コーナーを設けた。若者を中心に全国930万人が登録するインターネットの投稿サイトに、佐賀新聞社が撮影した映像を配信していく。 新聞社が、ユーザー参加型投稿サイトとして人気を集めるニコニコ動画と提携するのは初めて。担当する佐賀新聞社デジタル戦略チームは「メディア業界でも東京発の情報が偏重される中、既存の放送網にとらわれないネットの特性を生かし、佐賀発、地方発の映像情報を能動的に発信していきたい」と話す。 公式動画コーナーは佐賀新聞情報コミュニティサイト「ひびの」にちなみ、「ひびじょん」として開設。県内CATVと連携して本格的に取り組んでいる動画事業で撮影した県内のイベントや祭り、自然などの映像を提供する。 ニコニコ動画は、視聴者が動画上にコメントを書き込むことができる