同志社大学の今出川キャンパス(京都市上京区)で来年度からバイク通学が禁止されることになった。 他キャンパスから学部が移転してきて学生が増加し、自転車駐輪場確保のため バイク置き場を廃止するという。しかし、同キャンパスで最近、芝生スペースが 整備されたことを「NHK大河ドラマにちなんだ観光スポットだ。このために バイク置き場が犠牲になるのはおかしい」と捉える学生もおり、禁止撤回を 求める署名活動を展開する事態にまで発展している。 ■禁止は死活問題 スクーターや大型バイクが所狭しと並ぶ今出川キャンパスのバイク置き場。 商学部2年の福井さん(20)は「学校の帰りにバイクでバイト先に向かっている。禁止されるのは困る」と嘆く。 同キャンパスには今年4月、京田辺キャンパス(京都府京田辺市)から文、法、 経済、商の4学部(1、2年)が移転し、学生数が一気に約7千人増え、約2万人になった。 これに備え、大