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川崎に関するyuisekiのブックマーク (19)

  • ディストピア・川崎サウスサイド

    ――日有数の工業都市・川崎に渦巻くセックス、ドラッグ、ラップ・ミュージック――。俊鋭の音楽ライター・磯部涼が、その地の知られざる風景をレポートし、ひいては現代ニッポンのダークサイドとその中の光を描出するルポルタージュ。 平和な光景だった。日曜の午後、川沿いの土手を、ベビーカーを押す若い夫婦や雑種犬を連れた老人、トレーニングウェアを着たジョガーが通り過ぎていく。下方にあるだだっ広い河川敷では、川べりに親子が座って釣りをしている。しかし、その平和な光景は、まるで陰惨な事件現場を覆い隠すブルーシートのように思えてならなかった。 2015年2月、中学1年生の少年が殺害され、遺体を遺棄された川崎区の多摩川河川敷。 2015年2月20日早朝、川崎区・京急大師線港町駅に程近い多摩川沿いの土手を散歩中の地元住民が、河川敷に転がる全裸の死体を発見した。被害者は13歳の少年Aで、体中にあざがあり、首をナイフ

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  • 多文化都市・川崎の、路上の日常と闘いと祭り

    有数の工業都市・川崎はさまざまな顔を持っている。ギラつく繁華街、多文化コミュニティ、ラップ・シーン――。俊鋭の音楽ライター・磯部涼が、その地の知られざる風景をレポートし、ひいては現代ニッポンのダークサイドとその中の光を描出するルポルタージュ。 昨年11月に川崎区で行われたヘイト・デモに抗議するカウンターの人々。 冬の柔らかい日差しが心地よい日曜の午後、川崎駅から1キロほど離れた静かな通りに、不穏な空気が漂い始めていた。初老の女性が自転車を止めてけげんな顔で振り返り、ラーメン屋の主人が何事かとのれんをくぐって外に出てくる。彼らの視線の先に目をやると、まるで雷雲が近づくかのように、大勢の集団がノイズを立ててこちらに向かってくるのが見えた。やがて、あたり一帯は混沌にのみ込まれる。 「川崎のみなさん! あなたたちの暮らしを、外国人の犯罪者が狙っています!」「差別はやめろ!」「そんな奴らは、この

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  • T-Pablowインタビュー 川崎の元不良がHIP HOPに救われるまで

    神奈川県川崎市で生まれ育ち、10代前半で多くの不良たちを従えるトップに立った少年、T-Pablow。そんな彼が高校生ラッパーの日一を決めるフリースタイルバトルの甲子園「BAZOOKA!!!高校生RAP選手権」に出場し、記念すべき第1回目の王者の座に。 端正なルックスから放たれる卓越したラップスキルに大きな注目が集まったが、その後第2回、第3回と同選手権を欠場。イベントなどの表舞台での活動もなく、その行方がわからぬまま、約1年もの時が過ぎていった。 しかし2013年9月、彼は再びステージに舞い戻ってきた。K-九からT-Pablowという名前に改め、第4回に出場し、圧倒的なオーラを纏いながら、次々と対戦相手を打ち破り、見事2度目の王者となった。 そして2014年。そんな彼がついに初となる自主制作コンピレーションアルバム『BAD HOP ERA』 を3月25日にリリース。 1年以上もの間HIP

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  • MADE IN KAWASAKI 工業地帯が生んだヒップホップクルー BAD HOP

    ※タイトルを変更して、再アップさせて頂きました。 住みたい街ランキングにも入り、最近では「ムサコマダム」なんて言葉も使われるようになった川崎市中原区武蔵小杉。川崎市のちょうど真ん中辺りに位置しており、現在では高級高層マンションや商業施設、ホテルなどが次々と建設され、一躍「オシャレな街」として広く認知されている。 しかし同じ川崎市でも、最も東に位置している川崎区になると様相は大きく変わる。沿岸は京浜工業地帯に属し、現在も埋め立て地の造成が進む。大規模な石油コンビナートや、製鉄所などの工場が多数存在しており、お世辞にも環境が良い場所とは言えない。 そんな川崎区の工業地帯に存在するのが池上町。戦後、労働者として集められた在日韓国・朝鮮人が不法占拠したまま形成したコリアンタウンを擁し、「日で一番空気が悪い場所」と称され、産業道路と貨物線路に囲まれた陸の孤島のような町である。 ここ池上町を

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  • TBS NEWS DIG | TBS/JNNのニュースサイト

    梅雨前線が活発化 九州、関東甲信、近畿など西日から東北で大雨に警戒を…雨雲の動き予測きょう~15日(月)雨シミュレーション【大雨情報】 梅雨前線が西日、北日を通って日の東にのびています。前線の活動が活発となっており、西日では雷…

    TBS NEWS DIG | TBS/JNNのニュースサイト
  • 川崎の不良が生きる“地元”という監獄

    有数の工業都市・川崎に渦巻くセックス、ドラッグ、ラップ・ミュージック――。俊鋭の音楽ライター・磯部涼が、その地の知られざる風景をレポートし、ひいては現代ニッポンのダークサイドとその中の光を描出するルポルタージュ。 川崎をレペゼンするラップ・グループ、BAD HOPのAKDOWの体に彫られたタトゥー。 川崎は2つの顔を持っている。その名前を聞いたとき、多くの人はベッドタウンと重工業地帯という対照的なイメージを連想するだろう。あるいは、平穏だが退屈な郊外と、荒廃しているが刺激的な繁華街というイメージを。 そして、そういった2つの側面は、それぞれ、川崎市の”北部”と”南部”が担っているといえる。今、北部/南部と書いたが、実際には、同市は東京2区5市と横浜市に挟まれた、北西/南東方向に細長い形をしている。しかし、住民の中には北部と南部という区分を用いる者が多いのだ。例えば、68年に生まれ、多摩

    川崎の不良が生きる“地元”という監獄
  • 神奈川金属バット両親殺害事件 - Wikipedia

    神奈川金属バット両親殺害事件(かながわきんぞくバットりょうしんさつがいじけん)は、1980年(昭和55年)11月29日、神奈川県川崎市高津区南部(現:宮前区の一部)に住む2浪目の浪人予備校生(当時20歳)が、両親を金属バットで殴り殺した殺人事件。 エリートの父親と母親を金属バットで殴り殺したという話題性から、ノンフィクションやテレビドラマの題材となった[1]。まだ教育虐待という言葉もなかった時代であったが、受験戦争を象徴する事件として話題となった。 概要[編集] 予備校生(事件当時)は、父親の社宅があった東京都生まれで(両親は山口県出身)、渋谷区立渋谷小学校から港区立青南小学校[2]に転校し、都立日比谷高校への登竜門とされる港区立青山中学校を経て、私立海城高校を卒業。高校時代の16歳のとき、神奈川県へ引っ越すことになる[1]。 予備校生は野球が得意で、母親からは手間のかからない子供と言われ

  • 川崎簡易宿泊所 約40%が転居希望せず NHKニュース

    簡易宿泊所が全焼し10人が死亡した火災を受けて川崎市は、市内の別の宿泊所に長期間滞在している宿泊客の安全を確保するためにアパートなどへの転居を支援していますが、宿泊客の40%近くが「仲間がいる」ことなどを理由に転居を希望していないことが市の調査で分かりました。 これにともなって市では、宿泊客の安全を確保し、アパートなどへの転居を支援するため、先月、生活保護を受け、長期間滞在している宿泊客1263人に意向調査を行い、▽転居を希望する人は全体の48%にのぼった一方で▽38%が希望しないと回答したことが分かりました。このうち転居を希望しない人に複数回答で理由を尋ねたところ、51%が「仲間がいる」ことをあげ、次いで19%が「アパートでの生活のしかたが分からない」、16%が「金銭管理に自信がない」と回答していました。 このため市では、今後、宿泊客がまとまって移転できるようなグループホームやシェアハウ

  • 川崎リンチ殺人、被害者の母を責め立てた林真理子氏のエッセイの暴力性(武田砂鉄) - 個人 - Yahoo!ニュース

    シングルマザーの家庭を「特殊な環境」として報じたがるメディア川崎で起きた中1リンチ殺人事件、残忍なやり口に憤怒しか湧かない。シングルマザーとして5人の子供を1人で育ててきた上村遼太さんの母親は、我が子の通夜を行なったその日に、マスコミに向けてコメントを発表している。 「遼太が学校に行くよりも前に私が出勤しなければならず、また、遅い時間に帰宅するので、遼太が日中、何をしているのか十分に把握することができていませんでした」と働き詰めだった自分を責め、「事件の日の夜、一度は外に出かけようとするのを止めることができたのだから、あのとき、もっともっと強く止めていれば、こんなことにはならなかったと、ずっと考えています」と最後の後ろ姿を止めなかった自分を責めていて、ただただ胸が痛い。 こうした猟奇的な少年犯罪が起きると、メディアは犯人側ばかりか、被害者側にまで「普通の家庭と違うところ」を探し出し、視聴者

    川崎リンチ殺人、被害者の母を責め立てた林真理子氏のエッセイの暴力性(武田砂鉄) - 個人 - Yahoo!ニュース
  • 川崎中1殺害と同様の危険、全国に400人 文科省調査 (朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

    川崎市川崎区の多摩川河川敷で中学1年生の上村(うえむら)遼太さん(13)が殺害された事件を受け、同様の危険にさらされている子がいないか文部科学省が緊急調査し、13日結果を発表した。連絡が取れない、または校外の集団と関わりがあり、生命や身体に危険が及ぶおそれがある小中高校生は全国で400人に上った。 該当する児童・生徒について、文科省は学校に対し、警察と連携するなどして安全を確保するよう促す。今後、どう対応したか報告を求めるという。 調査は2月27日〜3月9日、全国の国公私立の小中高校、特別支援学校を対象に実施。(1)7日間以上連続して連絡がとれない(2)学校外の集団との関わりがある、の二つのケースのうち、「生命や身体に被害が生じるおそれ」のある児童・生徒。危険があるかどうか確認できない場合も含めて集計した。

  • サービス終了のお知らせ

    サービス終了のお知らせ いつもYahoo! JAPANのサービスをご利用いただき誠にありがとうございます。 お客様がアクセスされたサービスは日までにサービスを終了いたしました。 今後ともYahoo! JAPANのサービスをご愛顧くださいますよう、よろしくお願いいたします。

  • 【川崎中1殺害】主犯格少年の自宅が観光地化…近所も大迷惑 | 東スポWEB

    川崎市の中学1年上村遼太さん(13)が殺害された事件で、主犯格の少年A(18)ら3人の供述が「3人で上村君に暴行を加えた」という方向にそろってきた。世間を震撼させた事件はネット社会の影響もあり、地元はざわついたままだ。 Aの自宅は住所がネットの書き込みや生中継などで拡散され、多くの人が好奇の目を向けに訪れ“観光地化”している。壁にはAの母親の出身国を指して「○○(国名)に帰りたい」と赤いスプレーで落書きされ、父親が仕事で使っていたワゴン車には別の国名が落書きされた。 近隣住民によると「火曜日の朝に(Aの)お父さんが気が付いて通報して警官が6人来ていました」。また別の住民によると「朝も夜もなく、Aさん宅に罵声を浴びせるやじ馬が後を絶たず、我々近隣も日常生活を妨害されている。中には外国語で悪意の言葉を叫ぶ人もいて、そのたびにAさんの家族が警察を呼ぶので常に騒がしい」。近所も疲れきっている。 当

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  • 「少年事件は楽に数字を取れる」が招いたこと - ジャーナリスト・池上彰氏×『謝るならいつでもおいで』著者・川名壮志氏:日経ビジネスオンライン

    相次ぐ「少年事件(この場合の少年とは、「満20歳に満たない者」を意味する)」が注目を集めている。川崎市で中学1年生を殺害した容疑で神奈川県警は先月末、少年3人を逮捕した。今年1月、名古屋市の女性殺害事件で大学生が逮捕され、昨年7月には長崎県佐世保市で高校生が同級生を殺害する事件が起きた。 2014年4月には改正少年法が成立し、少年事件は厳罰化の方向にある。しかし実は、少年による凶悪犯罪の件数は劇的に減っている。 少年事件はなぜ大々的に報じられるのか。加害少年の「心の闇」とは一体何か。 NHK「週刊こどもニュース」の「初代お父さん」を務めたジャーナリスト・池上彰氏と、2004年の佐世保小6同級生殺害事件を描いたノンフィクション『謝るなら、いつでもおいで』(集英社)の著者で毎日新聞記者の川名壮志氏が語り合う。 (対談は2月7日に実施した。構成は外薗 祐理子) 池上彰(いけがみ・あきら)氏 ジャ

    「少年事件は楽に数字を取れる」が招いたこと - ジャーナリスト・池上彰氏×『謝るならいつでもおいで』著者・川名壮志氏:日経ビジネスオンライン
  • 川崎市中1少年殺害事件、逮捕少年ら「IS(イスラーム国)」ならぬ「川崎国」を名乗っていた

    川崎市の河川敷で中学1年生の上村遼太さんが殺害された事件で、逮捕された少年のひとりが、テロ組織「IS(イスラーム国)」になぞらえ、自らのチームを「川崎国」と名乗っていたことが分かった。 「俺らは法律関係ない。自分たちのルールで動く。川崎国だ。逆らったら、生きたまま首を切るよ」 今回逮捕された夜間高校に通う18歳の高校生らは、地元で中高生を見つけると、こう凄んでいたという。上村さんを連れて歩いていたというウワサには心配する同級生も多かったようだが、逮捕前で事件との関連性が分かっていない段階から、彼らを知る地元少年たちからは「テロ事件の影響を受けていた」という話が聞こえた。 上村さんが通っていた中学校のある周辺は、暴走族やヤンキーの姿も珍しくなく、近くにある幼稚園では昨年、複数の園児の親がチンピラまがいの恫喝騒動を繰り返し、職員が大量に辞職したという話もあった。住民に聞いても「最近は新しいマン

    川崎市中1少年殺害事件、逮捕少年ら「IS(イスラーム国)」ならぬ「川崎国」を名乗っていた
  • 【川崎中1殺害】惨殺映像を動画投稿サイトに? | 東スポWEB

    殺害現場を実況中継していたのか――。川崎市の中学1年、上村遼太さん(13)が犠牲となった殺人事件で衝撃の疑惑が浮上している。犯人グループに関わるとされる一人が上村さん殺害の様子を撮影して動画サイトに投稿、それを見た地元の仲間らがツイッターを通じて「一人死んだ」などと、やりとりしていたというのだ。ネット上には証拠画像も流出。やりとりは事件がまだ公になっていない段階で行われており、しかも上村さんの死亡推定時刻とも合致しているが…。 上村さんが殺害された事件は、首の後ろから横に切り傷や刺し傷が集中するなど犯行手口の残虐性から大きな関心を呼んでいる。インターネットやSNSが普及した現代では、殺人容疑で逮捕された主犯格の少年A(18)を筆頭に、少年B(17)、少年C(17)の実名や写真、家族構成までもが簡単に流出してしまう。 そんななか、某巨大掲示板サイトを中心に新たな疑惑が浮上している。上村さん殺

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  • 加害18歳少年「死刑でもおかしくない」? 情状酌量されれば、無期懲役や長期の懲役刑

    川崎市の中学1年、上村遼太さん(13)が殺害された事件で、リーダー格の少年(18)が裸で川を泳がせた後にカッターナイフで刺すなどしたと供述を始め、犯行の一端が垣間見えてきた。 その残忍さに疑いはないが、容疑者3人はいずれも未成年だ。司法の場で、少年らにはどういった審判が下されるのだろうか。 供述で明らかになった事件の残忍さ リーダー格の少年は逮捕直後の黙秘から一転、2015年3月2日から殺害を認める供述を始めたと報じられている。犯行直前に上村さんに服を脱がせて真冬の川で泳がせ、上がったところを17歳の少年が持っていたカッターナイフで切りつけたり刺したりしたという。 背景には過去に暴行した際、上村さんの友人グループに自宅まで押しかけられて謝罪をさせられた経緯があった。この時のことを「チクられた」とうらみ、犯行に及んだと動機を説明している。事件の前には17歳の少年2人と飲酒していたとされ、身勝

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  • Yahoo!ニュース

    【速報】日航機炎上 海保航空機の乗員6人のうち5人機内で発見されるも死亡 機長も重いやけどで搬送 日航機も17人けがで5人搬送 羽田空港衝突事故

    Yahoo!ニュース
  • 「容疑者」家族の顔写真投稿、自宅の動画を撮影... 川崎市の中学生殺人、ネットで「私刑」が横行

    川崎市の中学1年、上村遼太さんが殺害された事件で、逮捕された容疑者3人を特定し、「私刑」まがいの動きがネットで行われている。 容疑者はいずれも未成年のため、警察発表や報道では実名などすべての個人情報が伏せられているが、「絶対に許すなよ」「再起不能に!」などとして、顔写真や住所を晒しあげる投稿が相次ぎ、矛先は家族にまで及んでいる。 「『更生』の機会なんてこいつらに必要なんでしょうか?」 上村さんの遺体が発見された河川敷には、ゆかりのあった人だけではなく、今も多くの人が訪れる。花を供え、手を合わせた後もなごりを惜しむように、なかなかその場を離れようとしない人が多い。 2015年2月28日、厚木市から娘と孫の3人で訪れていた女性は「孫もバスケットをやっているし、春から中学生。手を合わせてあげたかった」と話す。「容疑者が捕まっても、これで終わりという話じゃない。3人は少年だし、もどかしさが残る」と

    「容疑者」家族の顔写真投稿、自宅の動画を撮影... 川崎市の中学生殺人、ネットで「私刑」が横行
  • 川崎で起こったことと、いま、ここで起こっていること - いつか電池がきれるまで

    ※個人の特定を避けるため、僕が聞いた話に部分的な変更を加えています。 ある医者に聞いた話。 つい先日、病院で当直をしていたら、親に連れられた中学生がやってきたそうだ。 顔じゅうが腫れていて、片方の眼の周りは紫色になり、ものが二重に見えるという。 知り合いの医者が問診をすると、彼の親は、こんな話をしたそうだ。 「うちの子、最近ずっと帰りが遅かったんです。アザや傷をつくって帰ってきて。何度か問い質したんですが、『関係ないだろ』って、何も話してくれなくて。でも、今回はいままでのなかで、いちばん酷い怪我をしていて、顔も変わってしまうくらいで。それでも、夜、出ていこうとしたので、必死になって止めたんです。あの、川崎の中学校1年生の事件のニュースをみて、うちの子も……と気づいたんです。いえ、いままでも薄々感づいてはいたのですが、やっと、引き止めなければ、と決心したんです」 その子は、懸命に止める親に根

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