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経済学に関するyuisekiのブックマーク (7)

  • 生産性の話の基礎 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    「ゴッドランドの経済学」で生産性の話を書いて、インドから戻ってきてみると反応がいろいろついてた。この連載はその意味で毎回楽しいね。もちろんそれが楽しいのは、読者のみなさんが有益で生産的な議論をいろいろ展開してくれるから……ではない。はてなブックマークにしてもトラックバックにしても、多くは単なるバカと無知の表明にすぎないものばかり。ぼくがまったく考えなかったような論点を指摘してくれるものなんてほとんどありゃしない。きみたち、ワタクシを震撼させるような議論ができないのかね!! ……って、できるわけがない。だってぼくが書いていることは経済学のほんの基礎の基礎で、考えられる反論や揚げ足取りはもう過去 100 年以上で出尽くしてるんだもん。でも、それはそれでありがたいのだ。というのも、何をぼくが説明しなきゃならないかがかなりよくわかるし、その説明内容がかなり基礎的なものでいいことが見えるからだ。 そ

  • 山形浩生 の「経済のトリセツ」  Supported by WindowsLiveJournal - それでも賃金水準は平均的な生産性で決まるんだよ。

    ガーナにでかけようとして成田空港でウェブにつないでみると、前回書いた物について池田信夫くんからご批判をいただいていた。ぼくの経済学は我流で付け焼き刃だから、ありゃまた失敗したかな、と冷や汗かきながら読んでみたんだが……困ったなあ、とぼくは機中でポリポリ頭をかいているのだ。だって、どこに文句があるのかよくわからないんだもの。 というのも、結局池田くんはぼくと同じことを言い換えているだけだからだ。物事にはいろんな要因があるので、その説明の順番はちがっているけれど、結局は同じことでしかないんだ。そして、池田くんの説明は、ぼくから見るとちょっとへたくそだ。というのも、明らかな循環論法に陥っちゃっているからだ。 同じことの言い換え まず、ぼくと池田くんが同じことを言っている、というのを示そう。池田くんはこう書いている。 コーヒーの価格は他の財・サービス(たとえばパン)との相対価格で決まるから、たとえ

  • ゴッドランドの経済学 - 山形浩生 の「経済のトリセツ」  Formerly supported by WindowsLiveJournal

    年末から一月にかけてむちゃくちゃ忙しいので、また他人のふんどしに頼る。教育話の続きはまたおあずけ。今回もまたbewaad殿経由だけれど、一部でおもしろい議論が展開されているようだ。 http://bewaad.sakura.ne.jp/index.rb?date=20070202 生産性の高い人だけ集めたら、ものすごい生産力が実現できるとか、実はいまの世界に必要なものを作るには1/100の人手でいいはずだとか。楽しいな。ぼくも高校生くらいの頃に、よくそんなことを考えたものだ。 そしてそれは別にぼくが優秀だから思いつくわけじゃない。みんなそんな話を読んだことがあるはずだ。ある大きな災厄をきっかけとして、某特殊部隊の少佐が神に選ばれたものだけの王国――人呼んで神の国、ゴッドランドを作ろうとする、という話をたぶんどこかで見たことがあるだろう。堕落した無能な将軍どものいない、優秀で高潔な軍人だけの

  • ウェーブレットによる経済時系列の解析

    国内の景気動向の指標である国内総生産(GDP)からは、企業の収益性などの実力以上に資産価格が上昇したバブル期などの経済現象を特定することは一般に困難である。研究はGDPの四半期データにウェーブレット解析を適用することによって、12年〜8年前(1985年〜1989年)のバブル期において、ウェーブレット係数の8年周期振動に位相のずれと振幅の増大という不連続的な変化が見られることを見出し、ウェーブレット解析が非定常な経済時系列の解析に対して有効であることを示した。さらに、手法で見出された規則性を外挿することによって、時系列予測の可能性も指摘される。 ウェーブレットは時間周波数解析方法として近年注目を集め、さまざまな分野に応用されつつある。特に、非定常な時系列や画像などの二次元的データなどの解析方法として、次に示すように非常に優れた方法である。 (1) 時間スケールに対して階層的な解析方法で

  • 社会有機体3分節論について - Ewig-Kindlich

    かなり前から、そのうちまとまった記事を書くとかいいつつ、3分節論のことを全然書いてないので、『社会問題の核心』を再読したついでに少しまとめてみようかと。参考文献は、『現代と未来を生きるのに必要な社会問題の核心』(イザラ版)、『社会の未来』(春秋社版)、『シュタイナー世直し問答』、『社会改革案』、『シュタイナー経済学講座』、ヴァルター・クグラー『シュタイナー 危機の時代を生きる』など。僕自身はベースとして、それ以外にエンデの対談(特に『オリーブの森で語り合う』『芸術と政治に関する対話』と『エンデの遺言』でしょうか。3分節論(三層化論とも訳されますが、僕の知る限りではDreigliedrungなので3分節論という訳語を採用します。)は、エンデの経済-社会思想、ボイスの社会芸術などに大きく影響を与えた考え方で、最近ではヴェルナーが3分節論の文脈からBIを提唱しています。 背景 最低限のところだけ

    社会有機体3分節論について - Ewig-Kindlich
  • 進化的安定戦略 - Wikipedia

    進化的安定戦略(しんかてきあんていせんりゃく、英: evolutionarily stable strategy、ESS)は、進化生物学およびゲーム理論の重要な概念で、ジョン・メイナード=スミスとジョージ・プライスによって1973年に提唱された[1]。 これは、生物の母集団のとる、「侵略されない戦略」の概念を基礎としている。仮に突然変異で対立遺伝子が発生し、別の戦略を取って他の生物に働きかけようとしても、母集団を侵略することはできず、逆に自然淘汰で排除されてしまうような戦略である。メイナード=スミスらはこの概念によってゲーム理論の有効性を広く示し、行動生態学、経済学、心理学などに影響を与えた。 概要[編集] 具体例をもとに進化的安定性を説明する[2]。動物が交尾相手や餌といった資源を同じ種の個体と争う場合、互いに殺し合うような闘争を避け、威嚇などの儀式的な闘争をする事で決着をつける事がある

  • 神経科学がもたらす経済学の大きな革命――ロバート・J・シラー 米イェール大学経済学部教授(1) | 産業・業界 | 投資・経済・ビジネスの東洋経済オンライン

    神経科学がもたらす経済学の大きな革命――ロバート・J・シラー 米イェール大学経済学部教授(1) - 11/12/26 | 12:43 経済学に一つの革命が起きている。その発端をたどると、思いがけないところに行き着く。大学の医学部や関連研究施設だ。脳の働きを探求する神経科学が、人間の意思決定方法についての見方を変え始めている。端的にいえば、「神経経済学」の夜明けが来たのだ。  神経科学と経済学を結び付ける取り組みの多くは過去2、3年に行われたもので、神経経済学の発展はまだ初期段階にある。科学の革命はまったく予想もされていなかった場所から始まることが多いが、神経経済学の誕生の場合もそうだ。科学においては、根的に新しい研究アプローチが現れてこないと、その分野は不毛になってしまう可能性がある。学者は自らの学問領域における専門用語や前提にとらわれてしまうので、研究が単なる繰り返しになってしまう傾向

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