東日本大震災の恐怖や記憶によって「心的外傷後ストレス障害」(PTSD)のような症状になった人の脳の特定部位が、震災前に比べて萎縮していることが分かった。東北大学加齢医学研究所の川島隆太教授らの研究グループが脳の画像を解析したもので、さらに脳の他の部位の体積が小さい人ほど症状が出やすいことも分かった。 研究グループは、震災前に磁気共鳴画像(MRI)装置で脳の画像を撮影していた東北大学生42人について、震災から3-4カ月後にPTSD症状の診断と脳の再撮影を行った。学生たちは仙台市周辺に住み、津波被害の直接体験はなかったが、このうち5人がPTSDの初期症状を示し、脳内にあって恐怖記憶の消去に関係する「左眼窩(がんか)前頭皮質」の部位で脳体積の萎縮がみられた。5人は元々、恐怖や不安の処理に関与する「前帯状皮質」という部位も小さかったという。 研究結果は、画像診断によるPTSD症状の早期発見や予防に
Thank you for visiting nature.com. You are using a browser version with limited support for CSS. To obtain the best experience, we recommend you use a more up to date browser (or turn off compatibility mode in Internet Explorer). In the meantime, to ensure continued support, we are displaying the site without styles and JavaScript.
3月28日 農業は地球の環境悪化の緩和に重要な役割を果たす フランス農学・獣医学・林学研究院 アグリニウム会長 マリオン・ギュー 氏 3月8日 近未来SF漫画で描かれるテクノロジーの未来 漫画家 山田胡瓜さん 12月28日 「世界中の望遠鏡が協力して中性子星合体を観測 ―重力波と光の同時観測『マルチメッセンジャー天文学』の幕開けは、何を意味するのか?」 理化学研究所仁科加速器研究センター 玉川 徹 氏 4月13日 《JST共催》『ひかり×ひと』-『情報ひろばサイエンスカフェ』で大学院生と中高生らが語り合う 「科学と社会」推進部 4月10日 「持続可能な食の未来へ」をテーマに「ノーベル・プライズ・ダイアログ東京2018」開催 世界中からの食の専門家が集結 「科学と社会」推進部 4月2日 《JST主催》「トップサイエンスによる社会変革への挑戦」―JSTの第2回ACCELシンポジウム開催 サイエ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く