東京新聞は21日、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が核兵器を開発するため、1997年から1000台以上の遠心分離機をパキスタンなどから輸入していたと報じた。 同紙は、日本と米国の情報消息筋を引用し「北朝鮮は遠心分離機を一度に数百台の単位で、数回にかけてパキスタンなどから輸入した」とし「1000台を超える可能性も排除できない」と伝えた。 遠心分離機は、天然ウランを核分裂が可能な高濃縮ウランに精製する上で必須の機械だ。これは、米軍が太平洋戦争で広島に投下した原爆の製造過程にも利用されている。 東京新聞は「北朝鮮が94年、米国とプルトニウム抽出方式の原子炉建設の凍結に合意してから、高濃縮ウラン方式の原爆開発に方向を変えたようだ」と明らかにした。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く