アメリカでは現在「クラウドファンディング」と呼ばれるサービスが人気を呼んでおり、利用者が急増している。 クラウドファンディングとは、インターネット上で公開するアイデアに対し、賛同者から小口で資金を募るシステム。フェイスブックなど、口コミ機能を備えたソーシャルメディアの普及に伴って台頭してきた形だ。 米国では4月に新事業活性案のJOBS法 (Jumpstart Our Business Startups) が成立。その一環としてクラウドファンディングに関連する法律制定についての協議も始まった。21世紀の新たなビジネスモデルとして、アメリカ政府も本格的に取り組みを開始したのだ。 既に複数のクラウドファンディング・サイトが米国内で立ち上がっており、ミュージシャンを支援するものやチャリティーを主体とするものなど、内容の細分化も進んでいる。その中でも特に有名なのがニューヨークに本社を置く「kicks