---------------------------------------------------------- 事後確率と尤度――系統推定における最尤法とベイズ法の最前線 ---------------------------------------------------------- 尤度(likelihood)とはある仮説(モデル)のもとで観察されたデータが生じる確率を意味しています.以下では,この尤度が「ベイズの定理」と呼ばれているもののパーツを構成していることを示します.これは,系統推定の業界で「最尤法」に代わるものとして最近用いられ始めている「ベイズ法」を理解する要になります. ------------------------ ●「ベイズの定理」の導出 ------------------------ いま,観察データDが与えられたとして,それを説明する対立仮説がHi(i
R ではさまざまな理論分布の確率密度 f(x) ,累積分布 P(X ≦ x) ,確率点 min{ x : P(X ≦ x) > q } ,及びその分布に従う乱数を求めることが出来る. 確率分布と乱数に関する関数の使い方 後に紹介する確率分布に関する関数を使用する場合は,以下のような対応表を用いればよい. この表は,確率分布名が xxx である分布の確率点は “qxxx” で求めることが出来ることを表す.例えば t 分布ならば,この累積分布は pt ,確率点は qt で求めることが出来る.
2012年5月25日第一刷刊行 2012年10月10日第二刷刊行 勁草書房, 東京, x+213+xi pp. 本体価格3,200円(税込価格3,360円) ISBN:978-4-326-10216-7 版元ページ|正誤表|書評等|ブックフェア 〈文化系統学・文化進化研究の現在/『文化系統学への招待』合評会〉 *new* 販売中 → amazon|紀伊國屋書店|honto|楽天 【目次】 はじめに —— 分野を越境する方法論(中尾央) i 第1章:文化の過去を復元すること:文化進化のパターンとプロセス(中尾央) 1 生物・文化・進化 2 進化のパターンとプロセス 3 文化進化を研究すること 6 文化進化のパターンとプロセス 10 文化の過去と系統学/系統樹思考 —— 本書の構成 12 文化の過去を復元すること 13 注 14 第2章:「百鬼夜行絵巻」写本の系統(山田奨治) 17 「百鬼夜行
R は有名な統計言語『 S 言語』をオープンソースとして実装し直した統計解析ソフトです.さまざまなプラットフォーム(OS)に対応しており,誰でも自由にダウンロードすることができます.それにも関わらず,世界中の専門家が開発に携わっており,日々新しい手法・アルゴリズムが付け加えられています.とにかく計算が速い上にグラフィックも充実しているので数値計算などにも持ってこいです.このドキュメントは Windows 版 R と Mac OS X 版 R(と一部 Linux 版 R )でコマンドを調べた足跡です. ちなみに,この頁の内容を新しくした書籍は こちら ,電子書籍版は こちら で販売されております.
【書名】社会生物学論争史:誰もが真理を擁護していた(1,2) 【著者】ウリカ・セーゲルストローレ 【訳者】垂水雄二 【刊行】2005年2月23日 【出版】みすず書房,東京 【頁数】上巻:x, 1-351, 9 pp. / 下巻:vi, 353-725, 51 pp. 【定価】上巻:5,000円 / 下巻:5,800円(本体価格) 【ISBN】上巻:4-622-07131-2 / 下巻:4-622-07132-0 【原書】Ullica Segerstråle (2000), Defenders of the Truth: The Battle for Science in the Sociobiology Debate and Beyond. Oxford University Press. 【書評】※Copyright 2005 by MINAKA Nobuhiro. All rights
〒305-8604 茨城県つくば市観音台3-1-3 独立行政法人 農業環境技術研究所 地球環境部 生態システム研究グループ 環境統計ユニット 研究リーダー あるデータ点が複数の変量から成るとき,われわれは「多変量データ」(multivariate data)と呼ばれるものに遭遇する.たとえば,統計言語Rのパッケージに含まれているデータファイルのひとつに,植物学者 Edgar Anderson が集めた Iris属の形態データがある(ファイル名:「iris」).その一部を下記に示そう:
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