建設機械や鉱山機械のメーカーとして、世界的に名を知らしめているコマツ。いまこの時にも、地球上のそこここで、同社の製品が大地を切り開き、岩盤を砕いて働き続けているはずだ。同社が手がける建設機械や鉱山機械の需要は、アジアや米国などを中心に高まり続けているが、一方で、市場での競争も日ごとに激しさを増している。そんななか、同社では、製造業の生命線とも言える開発/設計、生産部門で、ITを活用した製品設計や生産工程のシミュレーションを積極的に取り入れることにより、リードタイムの大幅な短縮化に成功した。そのカギとなったのは、システムそのものではなく、“人”によってはぐくまれた技術力であった──。 CIO Magazine 編集部 ● text by CIO Magazine 3次元CAD時代にいち早く対応 かつて、日本中いたる所に存在していた空き地で、土煙を上げながら力強く動き回っていたブルドーザー。だ
企業のCIOが描く、2007年のIT投資戦略 「CIO Magazine IT投資動向調査2007」報告(前編) 関連トップページ:ROI/IT価値 “戦後最長の好景気”を迎えているとされる現在の日本経済。本誌CIO Magazineが2006年9月に実施した「IT投資動向調査」でも、企業のIT戦略に追い風が吹いていることがはっきりとうかがえる結果が出た。とりわけIT投資については、2006年度に大きな成長を示し、その傾向はどうやら今後も続きそうな気配だ。本稿では前編として、IT投資に絞って調査結果をお届けする。 再び急上昇したIT投資の増加率 6回目を迎えた2006年9月の「CIO Magazine IT投資動向調査2007」の結果を見て、最初に目につくのは、企業のIT投資意欲の急激な高まりだ。そこでまずは、2006年度(2006年4月〜2007年3月)のIT投資額の増減に関する傾向から
ついに“人口減少時代”に突入した日本。若者が減り続けるなか、企業の人材戦略も今後はいやおうなしに見直しを迫られることになる。そんななか、日本興亜損害保険は、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)システムを利用して、人材戦略の観点から退職したOB/OG向けのコミュニティづくりを進めている。本稿では、OB/OGに“現役社員を支援してもらう”ことを目的に立ち上げられた、この「日本興亜サポーターズ倶楽部」の概要を紹介するとともに、“働きやすい職場環境づくり”にこだわる同社の人材戦略に迫る。 小林秀雄 フリー・ライター ● text by Hideo Kobayashi “同窓生”をつなぐ 日本興亜損保の人事部人事グループ課長代理を務める内山恵介氏。氏は、SNSシステムを利用した退職者向けのコミュニティ・サイトを立ち上げ、今後の人材戦略の基盤を整えた。 photo by Keiji Kan
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く