AndroidではWebkitベースのブラウザ機能をWebViewとういうビュークラスからアクセスできる。これを使えば、htmlファイルを表示したり、Webサイトを閲覧するアプリケーションが簡単に作れる。ここでは段階を追ってWebViewの使い方を見てみる。 単純なWebアクセス まずは一番単純なブラウザを作ってみよう。必要となるものはURLを入力するエリア、URLへ移動を指示するボタン、URLで指定されたWebサイトを表示するエリアとなる。その前に一つしておかなければならないことがある。インターネットへのアクセスは権限が必要なため、マニフェストファイルに宣言がしておく。 <?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <manifest xmlns:android="http://schemas.android.com/apk/res/android" pa
サービスとは何か? 通常のアプリケーションはバックグラウンドで活動する様には作られていない。そのため、特定の時刻になったらアラームを鳴らすアプリケーションなどの作成には通常と異なる方式が必要となる。それがサービスとなる。 サービスの作り方 サービスはServiceクラスを継承したクラスで実装する。ServiceはActivityと似た状態遷移をする。だいたいの状態遷移を下記に記載する。 サービスが起動される時にサービスのインスタンスが無い場合はonCreateが起動され、サービスのインスタンスが生成される サービスが開始される時にonStartが起動される。(startServiceで指定された場合。bindServiceでサービスを使用する場合は起動されない) サービスがバインドされる時にonBindが起動される。(サービスは単純に起動する以外にもリモートメソッド呼び出しの様な方法で相互
高度なサービス AndroidではcomやCORBAの様にAndroidではサービスに対してリモートメソッド呼び出しをする機構を提供している。ここでは簡易音楽再生サービスを例にそのやり方を見ていく。comやCORBAではIDLにてインターフェースを定義していたが、AndroidではAIDLでインターフェースを定義し、インターフェイスコンパイラがインターフェースのためのjavaソースを作成する。eclipseで実施する場合は自動でインターフェースコンパイラが起動されるため、開発者はAIDLファイルを作成すれば良い。AIDLファイルはjavaのソースファイルと同様にsrcディレクトリの適切なパッケージディレクトリに配置する。 まず、下記のAIDLの例を見てみよう。ほぼ、javaでインターフェースを定義するのと同じになる。注意事項としては基本的なデータ以外はParcellableインターフェース
前準備(デバッグ用にintentを送信) intentは複数アクティビティの連携であるため、動作確認するためには必ず送信元が必要となる。ユニットテストとしては送信元も作る必要があるが、とりあえず試してみたいといった場合には不便だ。そういった場合はコンソールでAndroidエミュレータ上のlinuxにアクセスしてそこからintentを送る方式が便利だ。 Android SDKに含まれる実行ファイルを使うため、次の作業はインストール時にAndroid SDKのパスを設定していない場合はAndroid SDKをインストールしたパス+toolsの中で作業する必要がある。まずはadb shellを実行するとAndroidエミュレータ上のlinuxに接続される。その後、amコマンドでintentを送信することができる。 暗黙的なintentの送信 am start -a アクション名(android.
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