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ブックマーク / books.j-cast.com (3)

  • 「数学破壊兵器」が左右するあなたの運命 『あなたを支配し、社会を破壊する、AI・ビッグデータの罠』 | BOOKウォッチ

    AI(人工知能)の進化による人間支配は当初懸念されたのとは別の格好で既に始まっているという。書『あなたを支配し、社会を破壊する、AI・ビッグデータの罠』(インターシフト)は、米国で起きている現実の例を数多く紹介、だれもがその被害に遭う可能性があることを示して警戒を呼びかける。 疑わしいツールに頼り、優秀人材を失う ワシントンDCでは10年ほど前から、市をあげて学力水準の低い学校の状況改善を目指して取り組みを始めていた。そのために起用された教育長は、業績の低い教師の一掃を計画。IMPACTと呼ばれる教師評価ツールを考案し、2009~10年の学年度末に評価スコアが下位2%に属した教師を全員解雇。翌年度には同5%にあたる206人が不適格とされ解雇になった。 その206人のうちの一人、サラ・ウィソッキー教諭にとって解雇通知は全く寝耳に水だった。中学校での教師歴は2年と浅かったが、生徒からも保護者

    「数学破壊兵器」が左右するあなたの運命 『あなたを支配し、社会を破壊する、AI・ビッグデータの罠』 | BOOKウォッチ
    yuiseki
    yuiseki 2023/03/08
  • 江戸時代は「性」に「おおらか」だったのか? 『性からよむ江戸時代』 | BOOKウォッチ

    評価が高いだと聞いていたが、実際に読んでみてその通りだと思った。書『性からよむ江戸時代――生活の現場から』 (岩波新書)は、江戸時代の庶民層の生活に、「性」という切り口から迫ったものだ。まじめな研究書だが、かなり「ディープ」な内容。時代は異なるが、今の私たちが読んでも身につまされる話がいろいろ出てくる。 庶民の記録から性風俗まで 書が扱っているのは18世紀後半から19世前半の江戸時代、今からざっと200年ほど前の日の生々しい姿だ。 生まれた子が当に自分の子かどうか、と裁判で争う夫。難産に立ち合った医者のリアルタイムの診療記録。ごく普通の町人が記す遊女の姿......。あまり知られていない史料なども探し出し、丹念に読み込んで、江戸時代の女と男の性の日常や「家」意識、藩や幕府の政策などに迫る。普通の庶民レベルから、いわゆる遊女に至るまで珍しい話が次々と登場する。全体は以下の構成。

    江戸時代は「性」に「おおらか」だったのか? 『性からよむ江戸時代』 | BOOKウォッチ
  • 高専から東大最年少准教授への道、どう切り開いたか 『AI救国論』 | BOOKウォッチ

    「31歳、東大最年少准教授が挑む、日再生へのブレイクスルー」というの帯が目に入り、買い求めたのが書『AI救国論』(新潮新書)である。ウェブとAIが融合する「AI2.0」の時代に我々はどう対応するのかを提言しただ。 進学校を選ばず高専へ 著者の大澤昇平さんは、1987年福島県生まれ。略歴の「19歳で未踏スーパークリエータに認定」というあたりから読者は、「あれ? 高校と大学はどうしたの?」と思うかもしれない。それは後述するとして、その後、東京大学・松尾豊研究室で人工知能とウェブに関する博士号を取得後、IBM東京基礎研究所を経て、東京大学特任准教授、株式会社Daisy代表取締役CEOを兼任という略歴の人だ。 自分のキャリアについて詳しく書いている。大澤さんが今日あるのは、高校に行かず、高専に進学したからだと。 福島県いわき市の「中流よりやや貧困層」という家庭で育ったという。エンジニアであ

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