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ブックマーク / t-kei.hatenadiary.org (3)

  • 「最悪の事態」 - 諸悪莫作

    正直に言えば、最近良く耳にする「固有の領土」という言葉を、その概念を、僕は理解することができない。 ここで言う「固有」とは何だろう。 そしてその「固有」という言葉がどのようにして「領土」という言葉と結びつくのだろう。 そしてなぜ、この言葉はまるで疑問の余地が無いかのように、自明性を伴って語られるのだろうか。 僕には、まったく理解することができない。 尖閣諸島を巡る状況が現在のような事態になったことで、多くの人が「最悪の事態だけは避けなければ」と言う。 でも、「最悪の事態」って何だろう。 何が「最悪の事態」なのだろう。 僕は「固有の領土」という言葉は理解できなかったけれど、でも、この「最悪の事態」という言葉、それだけは理解することができる。 それは、石原慎太郎があのようなアクションを起こした時に、誰も声をあげなかったことだ。 石原に肯定的な人は言わずもがな、批判的な人たちであっても「石原がま

    「最悪の事態」 - 諸悪莫作
    yuiseki
    yuiseki 2012/09/20
  • コヤニスカッティ――平衡を失った世界 - 諸悪莫作

    “コヤニスカッティ”とはホピ族の言葉で“平衡を失った世界”を意味する。 映画 コヤニスカッティ - allcinema 「自然な感情/感情の自然状態 - good2nd」経由で、「http://d.hatena.ne.jp/vanacoral/20080117」を知る。これは、id:kojitakenさんの 私なんか、あのテロが起きた時、アメリカはテロを起こされても仕方のない国だ、と思いました。辺見庸が、あの映像を見て快哉を叫んだ、と書いてますけど、それがリベラル・左派系の多くの人の感覚だったと思います。 というコメントや、 テロはあってはならないことですが、アメリカはテロを受けても仕方のない国、これは、この2001年の末に旧友と会った時、彼が口にした言葉です。私も相槌を打ちました。 といったコメントが「不謹慎だ」と批判を呼び、さらに、good2ndさんがこれらのkojitakenさんのコ

    コヤニスカッティ――平衡を失った世界 - 諸悪莫作
    yuiseki
    yuiseki 2008/05/22
  • ぶつ切りになった社会 - 諸悪莫作

    教育法の改正について、様々な批判がなされている。それらの批判の多くは、やや乱暴に言ってしまえば、「愛国心や伝統といった恣意的な価値観を教育の主眼とすることは、民主制度の社会が多様な価値観によって担保されている事実から考えるならば、首肯することはできない」という、ごくごく当り前の前提に立っている。 ところで現在、成立が間近、もしくは今後審議入りする可能性があり、且つ、社会に対して重大な影響を与える可能性の高い法案は、教育法の改正だけにとどまらない。そして、それらの法案は、たとえば障害者自立支援法に代表されるように、それらを不正であると感じる人々が声の限りに抗議をおこなったとしても、そのような抗議は無いかのように(今国会では成立しなかったとしても、いずれは)成立する、現況はそのような流れにあると言ってもおそらく間違いではない*1。そしてそのような状況にある以上、なぜ、そういった抗議が(

    ぶつ切りになった社会 - 諸悪莫作
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