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ブックマーク / telling.asahi.com (3)

  • 「フェミニスト」の皮を被り、男性を言い負かすことに快感を覚えていた私の話

    「ミサンドリー」(男性嫌悪)という言葉をご存じですか? 自分は、あらゆる女性差別に声をあげる「フェミニスト」だと思っていたら、いつの間にか「ミサンドリー」になっていた――。今回は、そんな、ある女性の話です。 ●telling, Diary ―私たちの心の中。 近年の、ブームともいえるフェミニズムの盛り上がり。夫婦別姓が盛んに議論されたり、日でも韓国フェミニズム文学「82年生まれ、キム・ジヨン」が大ヒットしたりと、ここ数年で社会のジェンダー意識が変わっている気がします。それは「こんなのおかしい」と声をあげた多くの女性や、フェミニストの方々の活動の“たまもの”だと私は思います。 一方で、まれに耳にするミサンドリー(男性嫌悪)とフェミニズムというのは全くの別物です。ミサンドリーは男性への憎悪感情から男性差別をする人のこと。フェミニストは社会における、あらゆる性差別から、女性を解放し、その権利

    「フェミニスト」の皮を被り、男性を言い負かすことに快感を覚えていた私の話
  • 『全裸監督』にまつわる主語のすり替えを読み解く【前編】

    Netflixオリジナル作品『全裸監督』は公開直後から、そのセンセーショナルなストーリーと圧倒的スケール感のある映像、豪華キャストで多くの話題を呼びました。しかし、一方では肖像権の問題やジェンダー的な視点から疑問を呈する声もあり、物議を醸しています。問題の核心は何なのか。ライターのヒラギノ游ゴさんが読み解きます。 『全裸監督』の話をする。 筆者はジェンダー領域のほか、音楽をはじめとするカルチャー全般について書くライター/編集者である。このヒラギノ游ゴという名義でおこなっている仕事はごく一部であり、別名義も含めると付き合いのある媒体・業界はそれなりに多岐にわたるが、それぞれのコミュニティにおける『全裸監督』に対するリアクションを横断的に観測していると、その落差に気が滅入る。 当然ジェンダーやフェミニズムの領域に問題意識のある人たちの輪の中では由々しき問題として語られるが、他所ではそうはいかな

    『全裸監督』にまつわる主語のすり替えを読み解く【前編】
  • 異性から雑に扱われたい ―telling, Diary

    telling,世代のライター、クリエイターたちが日々の思いや音を綴る「telling, Diary」。今回は、telling,編集部に届けられた、あるミレニアル女性の密かな胸の内を綴ったエッセイです。こんな音を隠し持っている人、彼女だけではないかもしれません…。 ●telling, Diary ―私たちの心の中。 記事の末尾でコメント欄をオープンしています! 前回はこちら おすすめ記事をお届けします!【telling,メルマガ登録】はこちら! 自分が大切に思われていないことへの心地よさ 私には「異性から雑に扱われたい」という気持ちがある。といっても暴力を振るわれたり、金銭を要求されるということではない。私のことを「大切に思ってないふう」に扱い、それでいて親しげに接して欲しいということだ。 極端な例が、街なかでナンパをしてくる男性。彼らは私の意思など無関係に話し始め、今日セックスしたい

    異性から雑に扱われたい ―telling, Diary
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