2015年4月2日のブックマーク (2件)

  • 千年前の薬で耐性菌が死滅 中世の医学書から再現

    ロンドン(CNN) 1000年前の中世の医学書に記されていた眼病の治療薬に、抗生剤の効かない耐性菌を死滅させる手がかりがあるかもしれない――。そんな研究結果を英ノッティンガム大学の研究チームが発表した。 この治療薬の製法は、大英図書館が所蔵する10世紀の医学書「Bald’s Leechbook」に、眼病の治療薬として紹介されていた。同書は世界最古級の医学書といわれる。 抗菌作用があるといわれるニンニクなどの成分が使われていたことから同大学の専門家が着目し、同書を翻訳。微生物専門家の協力を得て、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)に対する効き目を調べた。 薬品の成分はネギ属の植物2種(ニンニクと玉ネギまたは西洋ネギ)とワイン、牛の内臓から採取する胆汁。これを真ちゅうの容器で醸造し、9日間置いた後に布でこす。 同書には各成分の比率なども詳しく記述されていたことから、研究チームは9世紀に存在

    千年前の薬で耐性菌が死滅 中世の医学書から再現
  • トランスジェンダーで初めて「母校の星」に選ばれた若者、自ら命を絶つ

    アメリカの高校や大学には卒業生を母校に迎えてフットボールやダンスなどさまざまなイベントを楽しむ「ホームカミング」という伝統的な行事がある。この行事では投票によってキングとクイーンが選ばれるが、学業にも運動にも優れ人気者の証しであるこの「母校の星」に選ばれることは生徒たちにとっての憧れだ。 2014年にノースカロライナ州シャーロットの高校で、その母校の星であるホームカミングキングに選ばれた18歳のトランスジェンダーの活動家、ブレイク・ブロッキントンさんが3月23日に死亡したと地元新聞のシャーロット・オブザーバー紙が報じた。死因は自殺とみられ、ハフポストUS版もブロッキントンさんが通っていたLGBTの支援センター、タイムアウト・ユースセンターに彼の死を確認した。

    トランスジェンダーで初めて「母校の星」に選ばれた若者、自ら命を絶つ