大学1年生の時に、初めて二重の手術をした。キャバクラやラウンジで働いてお金を貯め、その後も、目頭切開、あご、頬骨、目尻切開など、総額430万円をかけて自身の顔を整形した。 周りからの評価は見違えるように変わった。整形をしたことについては「プライスレス」だったというが、ドラマチックに語ることもなく、あくまで淡々と川井さんは答える。 「だって、『ああ、今日二重じゃない……』って一生思わなくなる。1日分で考えたら、コスパは良くないですか?」 共同創業者はTinderで探した 整形のリアルな口コミを探せるアプリ「Meily」を立ち上げたのは2017年。だが、もともと起業をするつもりは全くなかった。 きっかけは、あごの手術をしたときに2カ月腫れが引かなかったことだ。 「治らなかったらどうしよう」 結局腫れは引いたが、この経験が川井さんを動かした。「他にも困っている人がいるはずだから、良い先生がいれば