第70回NHK紅白歌合戦が12月31日、東京・NHKホールで行われ、大団円に終わった。その盛り上がりを支えたのは、4年ぶり3回目となる紅組司会で女優の綾瀬はるか(34)だった。司会者としては致命的なミス連発だったにも関わらず、会場はほっこり。その愛くるしさで新たな司会者の新境地を見いだした。 司会者と言えば、ミス無く、そつなくこなすイメージがあるが、司会者・綾瀬の場合はその正反対。何がおこるか分からない綾瀬の司会ぶりを楽しみにしている雰囲気があった。昨年12月29日、リハーサルの合間に行われた取材会では、総合司会のウッチャンナンチャン・内村光良(55)が「本番でフタを開けてみないとわからないのが綾瀬さんの魅力」と、まるでハプニングを期待するかのようだった。 綾瀬本人は同取材で、ノーミスを目指すと笑顔で宣言。いざ本番が始まると、冒頭のあいさつの「紅組の司会は3回目となりますが」で「紅組の司会
アイリスオーヤマ社長 大山健太郎(おおやま・けんたろう) 1945年、大阪府生まれ。64年大阪府立布施高等学校卒業。同年、父の急逝によりプラスチック成型加工の大山ブロー工業所(現・アイリスオーヤマ)代表に就任。71年株式会社化し、翌年宮城・大河原工場を建設。石油ショック後の経営危機を経て、81年消費財分野に進出、ホームセンター向けプラスチック製品のトップメーカーに育てた。 「神仏とは、何かをお願いしたりおねだりする相手ではない。自らの決意を伝え、努力の結果を報告し、新たな誓いを約束する対象でなければ、神も仏もみていてはくれない」 十数年前、28歳で会社を興し、30年間で3000億円企業に育て上げた経営者から聞いた言葉に、「その通りだ」と思った。自立と自律。自らの決断と行動にすべてがかかるリーダーの心構えの、核心だ。 「アベノミクス」は、日本の風向きを変えた。だが、すべての企業や経営者にとっ
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