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2010年1月9日のブックマーク (5件)

  • メッセージを届ける人は、メッセージャーじゃないのね。    『新のんき大将』 - 菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。

    【俺は好きなんだよ】第192回 『新のんき大将』(1949) 元は、『のんき大将脱線の巻』(1947)だが、その復元されたカラー版のタイトルが『新のんき大将』。 『のんき大将 <カラー版>』とも。 原題は、『JOUR DE FETE』で、直訳すると『豪華な事の日』となる。 『のんき大将脱線の巻』はビデオ題などでは『のんき大将』とも呼ばれています。 スタッフ。 監督:ジャック・タチ 製作:フレッド・オラン 脚:ジャック・タチ/アンリ・マルケ/ルネ・ウェレル 撮影:ジャック・メルカントン 音楽:ジャン・ヤトヴ 出演。 ジャック・タチ ギイ・ドゥコンブル ポール・フランクール 物語。 平和なサン・セヴェルの村に移動遊園地の一行が到着した。 カフェのテラスではダンスパーティの準備が整い、美容院や洋服屋はかつてないほどの賑わいをみせ、木馬、福引所、巡業映画館、射的小屋や人形倒しの見せ物小屋が次々

    メッセージを届ける人は、メッセージャーじゃないのね。    『新のんき大将』 - 菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。
    yuka7rin12
    yuka7rin12 2010/01/09
    同名のルイス・ブニュエル作品も見たい 昔のカラーも和む色合い
  • アパッショネートとアパチャー   『アバター』 - 菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。

    で、ロードショーでは、どうでしょう? 第94回。 「なんか最近面白い映画観た?」 「ああ、観た観た。ここんトコで、面白かったのは・・・」 『アバター』 『アバター』は、21世紀のSFの金字塔の一になるだろう。 映像は最高。 でも、満足しきれない自分がいる。 ストーリーもあえてとわかっていても、目新しさはない。 そこが良さでもある。 21世紀にSFで、アメリカのスタンダードな物語を描くことには意味があるから。 しかし、長尺な割りに、キャラクターが描ききれてないんだよね。 もちろん、惑星パンドラは凄くよく分かるから、アレが主役だといわれれば、完璧な異世界旅行が出来る。 SF的にいえば、マスクを取ったら数分で死ぬのに、あの装備で行くのは自殺行為だし、遠隔操作の車両はあるのに、航空機がないのは不自然。 レーダーで敵の集合を感知しているのに、そのデータを使わないで攻めこんだりは、オゴリからと解釈し

    アパッショネートとアパチャー   『アバター』 - 菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。
    yuka7rin12
    yuka7rin12 2010/01/09
    これが押井守作品だったらなァ。。。3Dの功殻やAKIRA
  • 罪を摘み、罰を抜く。   『戦場でワルツを』 - 菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。

    で、ロードショーでは、どうでしょう? 第95回。 「なんか最近面白い映画観た?」 「ああ、観た観た。ここんトコで、面白かったのは・・・」 『戦場でワルツを』 これは、アニメーションによるドキュメンタリーという不思議な手法の映画。 そもそも、アニメでドキュメンタリーになるのか? これ、アニメだからこそ扱える人の記憶を題材にしているのだ。 戦場で起こった非道な行いに触れた人々の記憶。 夢、事実、体験、時間、記憶喪失、罪悪感・・・。 様々な影響で記憶が変化するのを、無機物に魂を吹き込むアニメーションという技法によって、多面的にとらえようとする。 そして、その圧倒的な事実の恐ろしさは、アニメを通さねば、直視に耐えなかったかもしれない。 どうやら、制作の最初からアニメで作ることからスタートした企画だったそうだ。 この作品のアニメーションは独自の手法フラッシュ・カットバック・アニメーションという方法ら

    罪を摘み、罰を抜く。   『戦場でワルツを』 - 菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。
    yuka7rin12
    yuka7rin12 2010/01/09
    アニメーションだから成しえた映画 アカデミーノミネートで受賞作でないのは惜しい
  • ローカル・ジャンルの些細な差異 - 菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。

    久々に『レオン完全版』を観ての考えたこと。 国によって文化が違うわけで、そこには物語のジャンルにも反映される。 で、たぶん、フランスには“大人の童話”というようなジャンルがあるのだろう。 『地下鉄のザジ』や『アメリ』なんかもその類だ。 北欧には、“不幸コメディ”がある。 『マッチ売り工場の少女』などのカウリマスキや『トト・ザ・ヒーロー』など。 外に出ただけで死にかねない極寒の大地ならではの死が身近においた笑いらしい。 南米の“マジック・リアリズム”なんかもその一つだろうね。 アメリカの西部劇やアメリカン・コミック・ヒーローもその一つかもね。 日はナンだろう? 狂言、歌舞伎、落語、それに漫画ってのが、そうなるのかしらね。 そうそう、笑いにも種類がある。 ウィット、ユーモア、エスプリ、シニカル、シュール、ドタバタ、アメリカン・ジョーク、ツッコミ、ハード、スプラッタ・・・。 その文化ごとの倫理

    ローカル・ジャンルの些細な差異 - 菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。
    yuka7rin12
    yuka7rin12 2010/01/09
    同じ環境でも家族の差異は大きいです
  • 枯れた花の咲いていたころ   『若草の萌えるころ』 - 菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。

    【死ぬまでに観れるか?】第26回は、『若草の萌えるころ』(1968) 原題の『TANTE ZITA』は『ジータおばさん』という意味になるらしい。 スタッフ。 監督:ロベール・アンリコ 原作:リシュエンヌ・アモン 脚:リシュエンヌ・アモン/ロベール・アンリコ/ピエール・ペルグリ 撮影:ジャン・ボフェティ 音楽:フランソワ・ド・ルーベ 出演。 ジョアンナ・シムカス カティーナ・パクシヌー ホセ・マリー・フロタス ベルナール・フレッソン ポール・クローシェ シュザンヌ・フロン 物語。 近所の少女にピアノを教えていたジータおばさんは、その日、正午のサイレンを聞きめまいを覚え、そのまま倒れた。 姪のアニタが帰宅した時には既に昏睡状態で、医師ベルナールの診断によれば、卒中でもう先は長くないという。 アニタは母と二人懸命に看病の日々を送る。 だが、身近に迫る死の恐怖に耐えかね、ある晩、彼女はボーイフレ

    枯れた花の咲いていたころ   『若草の萌えるころ』 - 菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。
    yuka7rin12
    yuka7rin12 2010/01/09
    旧き佳き名画