27日に投票が行われた川崎市長選挙で、無所属の新人候補が自民党・民主党・公明党が推薦する新人を破って当選し、神戸市長選挙でも3党が推薦する新人が勝利したものの苦戦を強いられ、3党の幹部は選挙結果を検証したいとしています。 27日に投票が行われた川崎市長選挙では、無所属の新人で元神奈川県議会議員の福田紀彦氏が、自民党・民主党・公明党が推薦する新人の秀嶋善雄氏をおよそ2800票差で抑えて、初めての当選を果たしました。 また神戸市長選挙では、3党が推薦する元神戸市副市長の久元喜造氏が初当選しましたが、無所属の新人、樫野孝人氏と5600票差余りと苦戦を強いられました。 これについて自民党の石破幹事長はNHKの取材に対し、「民主党との相乗りだったことが、結果にどれだけの影響を与えたか十分検証したい」と述べたほか、公明党の斉藤選挙対策委員長も「3党の相乗りで緩みが出たのかもしれないし、相乗りに対して市