世論調査会社が行った調査で、欧州連合(EU)離脱は正しかったと考えるイギリス人が過去最低になったことがわかった。経済のパフォーマンスがこのところ低迷しているイギリスでは、ブレグジットのかじ取りへの不満も高まっている。一方で、2016年の離脱を問う国民投票の記憶も次第に薄れつつあるようだ。 ◆間違いだった……認める離脱派も増加 5月17日と18日に行われた世論調査会社ユーガブの調査によれば、離脱の選択は「正しかった」としたイギリス人は31%で、過去最低水準となった。「間違っていた」と答えた人は56%で、2022年11月と並ぶ最高値を記録した。 The number of Britons saying the UK was right to vote for Brexit has fallen to its lowest level to date – 31%. The 56% who say