米個人投資家、市場揺らす SNSで「反乱」―株価乱高下、日本でも警戒感 2021年01月31日07時28分 スマートフォンの画面に表示された米交流サイト(SNS)「レディット」のロゴ(AFP時事) 【ニューヨーク時事】米人気交流サイト(SNS)「レディット」に集結した個人投資家による投機的な株取引が、米株式市場を揺らしている。標的となった業績不振の米ゲームソフト販売大手ゲームストップなどの株価が急騰。値下がりを見込んで空売りしていたヘッジファンドは、高値での買い戻しを迫られ、多額の損失が発生したとみられている。米証券取引委員会(SEC)が調査に乗り出したほか、政界からも対応を求める声が上がる。 米ネット証券の取引制限を調査 政界からも批判の声―SEC 29日の米株式市場では「レディットの反乱」(米メディア)による混乱を嫌気し、主要株価指数のダウ工業株30種平均が1カ月半ぶりに3万ドルを割り