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ブックマーク / kakijiro.net (3)

  • もっと面倒くさいことやっていけよ

    都知事選の結果に対して、あらゆる人があらゆる意見をSNSに吐き出している。いつだってその人が信じる真実は多面的であり、どの角度から眺めるかで印象は大きく変わるものだ。 根的にマイルドヤンキー現象に代表されるマジョリティ層、高齢者層には意見が届かない。大きな膜のような壁が立ちはだかっている。住む世界が違うといってもいい。 ずっと流れを見ていて思ったことは、かっこいいことだけでも、頭のよいことだけでも、おもしろいことだけでも、社会変化は望めないということ。少し前まではおもしろければなにか突破できる光が見えると信じていた節がある。 しかし、短いおもしろさはYouTube的なものに絡め取られたのだろう。短くてつまらないおもしろさが、人によっては脳を刺激するとてもおもしろいものとして映る。 では、いま流行りの教養が必要なのか。リベラルアーツを学ぶべきなのか。日経新聞なのか。NewsPicksなのか

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  • 戦い方を変えることばかり考えている

    「柿次郎さんは最近どんなことを考えてるんですか?」 この角度の質問を受けることが増えてきた。時間の流れがそうさせるのか。複数の打ち手を発信しすぎて捉えどころがよりなくなっているのか。実態はわからないまま放置して一向に構わないものの、即座に答えられない自分の状態にハッとした。 「ものすごくいろいろなことを考えている!」 言い切ればこの一言に尽きるんだろうな。だがしかし、人間のコミュニケーションはそうはさせない。大胆な曖昧さで幕を下ろしてくれるような時代には生きていないんだもの。 まず思いつくのはいま準備している第二の法人格「パカーン」だろう。森の事業の可能性、準備に至るプロセスで気付いたことを話せば納得感が生まれるはずだし、途中の情報を投げかけることで思いもしない仕事を引き寄せられるかもしれない。実際、よく考えている。 あとは出張疲れがやばいこともよく考えている。回復に丸2日かかることも珍し

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  • 誰も言ってない「クラフトインターネット」を考える

    「いまサイトリニューアルしてるんだよね」 「もはやインターネットのインターが機能してないよね」 「プラットフォームに依存しないで、昔のテキストサイトみたいにリンク集で人を動かした方がいいんじゃない」 「やっぱり独自ドメインのブログはいいよ。何にも干渉されないし。自分のやりたいようにできる」 「なんかもう一周まわってインターネットにクラフト感が必要かも」 「それはもうクラフトインターネットだ」 「クラフトインターネット!!」 「めっちゃいいねそれ」 「うん、なんかよくわかんないけどいいよね」 新宿の喫茶店「ベルク」の端っこ。ヒラクくんとの雑談はいつもジャンプする。たとえツッコミとしての「クラフトインターネット」に爆笑する二人。近年のクラフト◯◯の流れには、”手触り感”、”特定少数”、”経済合理性からの脱却”みたいなものがあるんじゃないかと思っている。 そう、おれたちが愛したインターネットは死

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