「ブラック企業大賞2013」なる授賞式が11日に都内で行われ、ワタミフードサービスが受賞した。 ブラック企業大賞の実行委員会は、「労働法に抵触したり、パワハラなど暴力的強制を従業員に強いる企業」をピックアップして、ウェブで投票を募ったという。 今回、ノミネートされた企業は、ワタミのほか、クロス・カンパニー、ベネッセコーポレーション、サン・チャレンジ(ステーキのくいしんぼ)、王将フードサービスなど。 どちらかと言えば、努力や工夫を重ねて成功したとされるイメージのいい企業がずらりと並ぶが、実行委員の一人であるルポライターの古川琢也氏は「企業イメージがいいのに、内情がまったく違う」と主張している(8月12日掲載、ウェブ版日刊ゲンダイ)。 大きな企業であれば、労使を巡るトラブルは少なからず発生するものだ。しかし、だからと言って「ブラック企業」という汚名を着せるのは、いささか度が過ぎる。 ブラックと