書評ブロガーの間で、話題になっている本です。当ブログでも書籍を紹介していて興味があったので、読んでみました。 ニッポンの書評 (光文社新書) 「プロの書評家」の、書評に対する姿勢・価値観を知ることができて、参考になりました。書籍紹介をしているブロガーは、必読の書です。 newspaper / myrealnameispete プロの書評家とは 粗筋と引用だけで成立していて、自分の読解をまったく書かない原稿があったとしても、その内容と方法と文章が見事でありさえすれば立派な書評だと今のわたしは考えているのです。 逆にいえば、その彫刻を経ていない粗筋紹介なぞウンコです。粗筋と引用の技にこそ書評家の力量は現れる。(中略) 「自分にまつわる箇所を削ったら、書き手の味がなくなる」という反論があるかもしれませんが、そんな”雑味”程度が消えて面白くなくなったり、個性を失ってしまうような原稿には、はなから文
![プロの書評家が語る、プロの書評の書き方](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b21cecd7be92d58961494919d614cc4face65482/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.wakatta-blog.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2014%2F05%2F5879686547_a240cb35b5.jpg)