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ブックマーク / yasuhisa.com (6)

  • 現場で必要なデザインツールの見つけ方

    ツールは表現から連携の時代へ 制作プロセスは、設計→デザイン→実装という真っ直ぐな線になっているように思われがちですが、あちこちに『溝』があります。関わる人が増えたり、心理的・身体的距離があれば、それだけ溝を埋めるための作業が増えていきます。 決裁者の意図・ビジネスの目的を読み取って具体的な要件にするための溝 要件を伝え、画面設計に落とし込むときの溝 画面設計から適切だと考えられるビジュアル言語を作るときの溝 ビジュアルデザインから人々が見て、触れるような状態にするための溝 デザインツールはデザイナーの都合で選べば良いわけではなく、ツールによってはプロセスの溝を深いものにしてしまう場合があります。 Photoshop や Illustrator のような従来のデザインツールと、過去 5 年くらいに登場したデザインツールの大きな違いは、デザインプロセスにおいて解決したい課題が違うところです。

    現場で必要なデザインツールの見つけ方
    yuki_furu
    yuki_furu 2017/11/28
  • 成熟期に入ったUIデザインとデザインシステム

    先進的から最適化へ 3年前、Facebook が今までのニュースフィードを完全に変えた「Paper」というアプリをリリースしました。ネイティブコンポーネントが使われていないオリジナルの UI とインタラクション。今までありそうでなかった新しい操作方法を提案していました。Paper をはじめ、様々な実験的なアプリを Creative Labs としてリリースを続けていましたが、2015 年にラボは閉鎖され、その半年後には Paper も配信停止されました。 今でも Things 3 for iOS のように新鮮な UI とインタラクションが生まれる場があるものの、あまり見かけなくなりました。今のアプリ UI デザインは、目新しいものを作るより、今まで培われたノウハウを基に使いやすさ、見やすさを磨き上げるフェイズに来ています。斬新なアニメーションと目新しい形状のメニューを作るより、ガイドライン

    成熟期に入ったUIデザインとデザインシステム
    yuki_furu
    yuki_furu 2017/06/17
  • デザインの過程を見せるのはスキルアップの近道になる理由

    結果だけでなく過程も 途中経過を見せることはデザインへの誤解が生じると考える人はいるかもしれません。また、途中経過は『企業秘密』だから見せるべきではないと考える人もいるでしょう。そもそも恥ずかしいから見せたくない人も少なくありません。自分も最初は恥ずかしかったですし、そもそも途中経過は見せる必要ないと思っていたほうでした。 しかし、今は途中経過を見せなければ良いデザインが生まれないと考えるようになりました。手描きのものから、インタラクションがあるものまで様々な形状を作っては見せています。仕事現場だけでなく、Twitter や Instagram のような場でも見せることもありますし、このブログにしてもデザインにおける途中経過を文章として表していることが多いです。 完成されたモノをどう作るかというノウハウも重要ですが、デザインという『よく分からないもの』が生まれるまでのプロセスを見せるほうに

    デザインの過程を見せるのはスキルアップの近道になる理由
    yuki_furu
    yuki_furu 2017/05/17
  • ビジュアルでもできるデザイン批評

    好き != 良い・正しい デザイン批評は、数年前から扱っているトピックし、講演経験も何度かしています。デザイン学校へ行った方であれば批評の経験はしていると思いますが、なかなか機会がないのが現実。ビジネスとの関わりが密接になればなるほど、デザインについてデザイナー以外と話す機会が増えていきます。様々なデザインの手法を学んだとしても、デザインについて会話するスキルがなければ意図・目的を伝えることができません。 調査に基づいて論理的に対話ができれば理想的ですが、そう簡単にいかないのが批評の難しいところ。私たちは論理的に考えようとしますが、感情的に物事を捉える生き物です。どうしても「好き」「つまらない」といったリアクションを即座にしてしまいがちですが、「好き = 良い・正しい」とは言い切れません。つまり、自分の好みではないものでも、プロジェクトの目的を達成には正しい判断といえる場合があります。 こ

    ビジュアルでもできるデザイン批評
    yuki_furu
    yuki_furu 2016/05/31
  • UIガイドラインから学ぶライティングの基礎

    言葉で決まるアプリの印象 2 年前に発表されて以来、細かな更新が続いている Material Design。最近、UI の動きに関するガイドが大幅に改変されたことで、感覚的なところも共有しやすくなってきました。Android アプリにおける UI デザインの基礎を固める上で、Material Design は非常に参考になりますが、このガイドラインは見た目のことばかり書かれているわけではありません。 Material Design の中には「Writing」と呼ばれる言葉遣いに関する項目があります。ボタンのような操作 UI のラベルはもちろん、エラーメッセージや、挨拶文など、アプリに表示されるテキストすべてに関してガイドラインが制定されています。言葉は大事なインターフェイスですから、きちんと項目をつくって紹介してあるのは素晴らしいことです。 以下、「Writing」項目で紹介されているガイ

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    yuki_furu
    yuki_furu 2016/05/20
  • デザインが分からない人とデザイン話をするコツ

    良いって何ですか? デザインの話をするのは、たとえ業をしている方にとっても難しいことがあります。それが他分野の方ということになると、なおさらです。目的に沿って議論することで、デザインがより洗練されるわけですが、別の部署、他の役職の方との会話になると、なかなかうまくいかないことがあります。 その理由は、彼等がデザインのことを理解していないからというより、お互いが考える「正しい」を理解していないからということがあります。 Webサイトやアプリを設計・開発されている方全員「良いものを作りたい」と考えています。ただし、その「良い」のニュアンスは立場によって少し異なることがあります。「良い=売れる」と解釈する人もいれば「良い=使いやすい」と捉える方もいます。それぞれがもつ「良い」という価値観が、その人の意見や考え方に大きな影響を及ぼしています。 言葉だけでは理解ができない デザイン案を見せると、以

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