山形県と同県米沢市が、東北中央自動車道米沢中央インターチェンジ付近に整備を進めた道の駅「米沢」が完成し、20日の開業を前に19日、市民対象の内覧会が開かれた。 県内21カ所目の道の駅となる施設は鉄骨平屋、延べ床面積約1850平方メートルの和風建築。外観は落ち着いた色合いで、内部は柱や床に木材を多用したモダンな雰囲気になっている。駐車場は、大型車30台分と普通車約200台分の広さを確保した。総事業費は約23億円。市の第三セクター「アクセスよねざわ」が運営する。 正面玄関付近に、外国語にも対応できる観光コンシェルジュ数人が常駐する総合観光案内所を置いた。農産物直売所に加え、米沢牛や米沢ラーメンが味わえるフードコート、県内の全酒蔵とワイナリーの商品をそろえたコーナーもある。 県内初の重要道の駅に選定され、置賜地方を中心に全県、県外の近隣都市の観光案内機能を担う。交通情報コーナーでは、国道4号や1