秋の味覚、サンマの水揚げが、去年とは一転して好調となっていることで、外食チェーンの中にはサンマ定食の値下げを検討する動きが出ています。 記録的な不漁だった去年は、サンマが確保できず10日余りで販売中止に追い込まれましたが、ことしは来月末まで提供する予定です。 サンマ1匹の定食の価格は980円ですが、今シーズンはこれまでのところ北海道での水揚げが好調なことを受けて、値下げも検討しています。 大戸屋ホールディングスの広報担当の岩熊英一さんは「サンマを心待ちにするお客様は多く、今後仕入れ値が下がれば価格を柔軟に変更したい」と話しています。 一方、牛丼チェーンの「吉野家」は、今シーズンから本格的にサンマ定食の販売に乗り出し、先月下旬から590円で販売しています。 来月初旬までの期間限定ですが、近年、不漁が続いたことを受けてあらかじめ十分な量の冷凍サンマを確保したということで、今後水揚げが落ち込んだ
25日に水揚げされたのは合わせて26トンで、競りの結果、1キロ当たり800円から1100円と、去年に比べて100円ほど安い価格で取り引きされました。 大船渡港の去年のサンマの水揚げ量はおよそ1万1000トンと、震災前の半分程度にとどまる深刻な不漁となりましたが、水産庁はことし、日本近海に来るサンマの量は去年に比べて増えると予測していて、漁業者たちも期待を寄せています。 初水揚げした漁船の千葉博幸漁労長は、「ことしのサンマはサイズも大きく、脂ものっている。ことしこそは大漁で終われるよう、今後の漁に期待したい」と話していました。 サンマ漁は、北海道沖から三陸沖に漁場を変えながら、年内いっぱい行われます。
日本のプロ野球には進まず、大リーグ挑戦の意向があった社会人野球・パナソニックの吉川峻平投手が、プロ球団との交渉や契約に関して定めた日本野球連盟の規程に反し、ダイヤモンドバックスと契約を結んでいたことが会社側の調査で明らかになりました。 吉川投手は、社会人野球の選手で編成されたジャカルタアジア大会の日本代表に選ばれていましたが、プロ球団との交渉や契約に関して定めた日本野球連盟の規程に抵触している可能性があるとして、アジア大会の代表を辞退し、会社側が事実関係を調査していました。 規程では、7月の都市対抗野球が終わるまで大リーグを含めたプロ球団と交渉することや、選手登録をしたままプロ球団と契約することを禁じていますが、会社側によりますと、吉川投手は都市対抗野球が終わる前にダイヤモンドバックスと接触したうえ、今月中旬にはマイナー契約を交わしていたことがわかったということです。 また、吉川投手自身と
秋の味覚、サンマの入荷が仙台市の中央卸売市場で17日から本格的に始まり、不漁だった去年に比べて、ことしは大ぶりで脂ののったサンマが多いということです。 卸売業者によりますと、小ぶりのサンマが多かった去年に比べて、ことしは大ぶりで脂ののったサンマが多いということです。 仲買人たちはサンマを手に取って、大きさや鮮度を確かめ、威勢のいいかけ声で次々とサンマを競り落としていました。 17日の取り引き価格は、1キロ当たり平均1500円程度で、スーパーなどの店頭では1匹300円から400円程度で販売される見通しだということです。 去年は不漁のためサンマの入荷は少なかったですが、ことしは日本の沖合に大きな群れが見られることから、安定的な入荷が見込めそうだということです。 販売価格も気仙沼など県内での水揚げが始まる来月には落ち着き、ピークとなる来月中旬には1匹130円程度になる見通しだということです。 卸
去年、ほぼ半世紀ぶりの不漁となった秋の味覚、サンマですが、ことしの漁獲量は去年よりも増えそうだという調査結果がまとまりました。 ことしのサンマについて、農林水産省の関連団体「水産研究・教育機構」がことし6月から先月にかけて行った調査によりますと、主な漁場となる北海道から千葉県沖にやってくるサンマの量は145万トンと推定されています。これは去年のおよそ2.5倍です。 サンマの分布としては、調査時点では日本からやや遠い海域に多かったことから、これらのサンマが漁場に近づく来月中旬以降に漁獲量の増加が見込まれるということです。 また、1匹あたりのサンマは去年より大きく、中には去年はほとんどなかった140グラム以上の大ぶりのサンマも確認できたということです。 調査を行った「水産研究・教育機構」は、「サンマの漁獲量は、記録的な不漁となった去年より増えそうだが、サンマが漁がしやすい海域に近づかなければ漁
日本で運転免許証を持っている外国人が増えていることから、警察庁は運転免許証の有効期限の表記について、現在の元号から西暦に変更することにしました。 警察庁によりますと、日本で運転免許証を持っている外国人が年々増え続け、去年末の時点では86万8000人とこれまでで最も多くなるなか、こうした外国人から有効期限が分かりづらいという意見が相次いで寄せられていたということです。 このため、警察庁は有効期限の表記について現在の元号から西暦に変更することにしました。生年月日や交付日はこれまでどおり、元号で表記されるということです。 警察庁は今後、一般の人から意見を募集したうえで、道路交通法の施行規則を改正することにしています。 有効期限が西暦で表示された運転免許証は来年の春以降、システムの改修を終えた都道府県から順次、交付される見通しです。
サッカー日本代表の監督を解任されたハリルホジッチ氏が、日本サッカー協会に名誉を傷つけられたと訴えている裁判が東京地方裁判所で始まり、協会側は訴えを退けるよう求めました。 27日から東京地方裁判所で始まった裁判で、日本サッカー協会と田嶋会長は「前監督との契約上、裁判ではなくFIFA=国際サッカー連盟で議論されるべきだ。また、会長の発言は社会的評価を低下させるものではない」と主張し、訴えを退けるよう求めました。 ハリルホジッチ氏は代理人を通じてコメントを出し「選手と西野前監督に対し、ワールドカップでの勇気とパフォーマンスに喜びの気持ちを伝えたい。しかし私になされた発言は日本代表が証明したスポーツ精神と真逆なものだ」としています。
九州新幹線長崎ルートについて、与党の検討委員会は19日に開く会合で、新型車両「フリーゲージトレイン」の導入を正式に断念する方針です。整備方法については結論を先送りし、佐賀県や長崎県などと協議を続けることにしています。 こうした中、長崎ルートの整備方法を話し合う与党の検討委員会は19日に会合を開き、開発が遅れている新型車両「フリーゲージトレイン」の導入を正式に断念することにしています。 代わりの整備方法については、「フル規格」と、在来線の線路を走る「ミニ新幹線」のどちらにするか、関係する自治体との間で調整がつかないため結論を先送りし、協議を続けることにしています。 これに伴い国土交通省は、長崎ルートの環境への影響調査に必要な費用について、来年度予算案の概算要求に盛り込むことを見送る方針です。 長崎ルートでは、平成2年に福岡県や佐賀県、長崎県の3県が整備方法の検討を始めましたが、30年近く経っ
SNSにログインした状態のまま、不正なプログラムが仕込まれたウェブサイトを閲覧すると、個人のアカウントが特定されるおそれがあることが、NTTの研究でわかりました。こうした危険性は多くのSNSに共通していて、NTTはユーザーや事業者に注意を呼びかけています。 攻撃者は不正なプログラムを仕込んだウェブサイトを作り、このサイトを閲覧した人のパソコンやスマートフォンを操って事前に用意した攻撃用のSNSのアカウントに次々とアクセスさせます。 その際、閲覧した人がSNSにログインした状態のままだと、ブロック機能を悪用され、どのアカウントの人かが特定されるということです。 こうした攻撃の被害はまだ確認されていませんが、NTTが実験したところ、「ツイッター」や「フェイスブック」などブロック機能がある少なくとも12のSNSで攻撃に成功したということです。 これに対し、ツイッターやマイクロソフトなどはすでに対
アメリカの流通大手「ウォルマート」が、傘下の大手スーパー「西友」の売却について国内の流通大手などに打診していることがわかりました。 関係者によりますと、ウォルマート側が西友の株式の売却を国内の流通大手などに打診しているということです。 ウォルマートは、「アマゾン」などネット通販との競争が激しくなる中、世界的な事業展開の見直しを進めていて、その一環として西友の売却を検討しているものと見られます。 一方、大手スーパー各社も消費者の節約志向が続く中、ネット通販との競争にも直面し経営環境は厳しさを増していて、売却に向けた交渉が順調に進むかどうか不透明だという見方も出ています。 これについて西友は「コメントできない」などとしています。
駿河湾特産のサクラエビの春の漁が記録的な不漁になったことを受け、静岡県の漁業組合はことしの秋の漁を自主規制する方針を固めました。 これを受けて静岡県桜えび漁業組合は、資源を回復させるためことし10月から始まる秋の漁を自主規制する方針を固めました。 具体的には一度に漁に出る船の数を制限するほか、サクラエビの群れが確認できても成長する前の稚エビの割合が多い場合は網をかけずに成長を促すことにしています。 サクラエビの秋の漁で漁に出る船の数を制限するのは今回が初めてで、漁業組合では今月17日の船主会で正式に決めることにしています。 県さくらえび漁業組合の望月武組合長は「資源量の回復が重要だという認識は関係者で一致している。一丸となって取り組んでいく」と話していました。
結城投手は、ことし3月に中学を卒業したばかりで、身長1メートル88センチの長身から繰り出す最速144キロのストレートや、切れのあるスライダーが持ち味です。 結城投手は去年、アメリカで開かれた中学生の国際大会に日本代表として出場したことで、アメリカで野球をしたいという気持ちが強くなり、高校の強豪校からの誘いを断って大リーグへの挑戦を決めたということです。 ロイヤルズによりますと、大リーグの球団と契約した日本選手では結城投手が最年少で、高校に進学せずに直接、大リーグの球団と契約するのは初めてだということです。 8日、大阪で記者会見した結城投手は、「地元が同じダルビッシュ投手に憧れていた。誰もが与えられるチャンスではないので、しっかりと頑張って、5~6年でメジャーに上がりたい」と話していました。 ロイヤルズの大屋博行国際スカウトは「トレーニングで体を大きくすれば、球速も上がるし、ダルビッシュ投手
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