宮城県などは25日、プロ野球・楽天イーグルスの本拠地、県営宮城球場(仙台市宮城野区)の愛称を、来年1月1日から「楽天生命パーク宮城」に変更すると発表した。 命名権は「楽天」が持っており、傘下の「楽天生命保険」(東京)の知名度アップが狙い。しかし、現在の「Koboパーク宮城」も、比較的浸透していた「楽天Koboスタジアム宮城(コボスタ)」から今年変わったばかりで、県民からは「コロコロ変わりすぎでは」と戸惑う声も聞こえる。 同球場の命名権導入は、2005年の「フルキャストスタジアム宮城」から始まり、現在まで計5回変更されている。楽天イーグルスが初の日本一に輝いた13年は「日本製紙クリネックススタジアム宮城」だった。命名権獲得で毎年県に払われる契約金約2億円のうち、約5000万円は県のスポーツ振興に充てられている。 今回は、今年1月からの3年契約の途中で、愛称変更に伴う道路標識などの更新費用は楽