F1レーサーを夢見る野田樹潤さん(左)と、元F1レーサーの父英樹さん=岡山県美作市の岡山国際サーキットで、益川量平撮影 入門カーで激走中 本格的な自動車レースマシン「フォーミュラカー」を乗りこなす小学6年の女児が岡山県美作(みまさか)市にいる。元F1レーサーの父を持つ野田樹潤(じゅじゅ)さん(11)だ。父の指導で練習を重ねて力をつけ、大手企業ともスポンサー契約。今年から国内レースに参戦し、日本人女性初のF1レーサーという夢に向け、「親子鷹(おやこだか)」で疾走している。 最高時速200キロを超すマシンに身長142センチのきゃしゃな体で乗り込む。4月に岡山国際サーキット(美作市)であったレースでデビュー。正規の出場資格は原則16歳以上だが、16歳未満でも出られる模擬レースに参加し、3台中で1位となった。