「事実」のことを特別に考えている人って、いっぱいいるんだろう。今までしてきた経験や固定観念なんかが、「フライドチキン」と結びついちゃうことって、確かにありうる話だよね。 宿泊に行きたくて思い焦がれていた所、と言うのは静岡県の真鶴だ。 それを知ったのは真鶴というタイトルの川上弘美の小説。 今でも、私の幼い頭では、まだまだ深い感心はできていないと思う。 でも、表される真鶴半島の雰囲気が好きで、まだ見ぬ地に憧れていた。 静岡県熱海市と、神奈川県小田原市の真ん中に位置する所が真鶴半島。 突端が真鶴岬。 岬の少し先、海面から頭を出しているのは、三ツ石という石が3つ。 真ん中の石の上には鳥居としめ縄があって潮がひいたら歩いて渡れる。 願いが叶い、現実のこの風景を観光することができた。 私のライカの一眼の中には、この景色がたくさん。 ホテルの女将さんに真鶴が好きだと言うと、喜んでくれた。 一生懸命叫ぶ先