先週はjava.util.ResourceBundleクラスの基本的な使い方を解説しました。 今週はResourceBundleクラスの新しい機能について紹介していきます。 といっても、ResourceBundleクラス本体はそれほど変更がありません。ではどこが変更されたかというと、ResourceBundleクラスの内部クラスであるResourceBundle.Controlクラスが新設されたことなのです。 ResourceBundle.Controlクラスは、ResourceBundleクラスがgetBundleメソッドでリソースバンドルを読み込む際にコールされるコールバックメソッドを定義しています。 ユーザは必要に応じてResourceBundle.Controlクラスを派生させ、getBundleメソッドの引数として使用します。 ResourceBundle.Controlクラスで