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ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (2)

  • 第138回 『タケコプター』を付けた不思議なツノゼミ

    A treehopper, Bocydium sp., female 横からの接写。ストローのような口吻を葉脈に突き刺して汁を吸っているところ。 体長:約4 mm 撮影地:サン・ホセ県、コスタリカ 一体全体、何のかたちをしているのだろう・・・? ジメジメ、ムシムシな熱帯雨林の薄暗~いジャングルの中にひっそりと暮らす不思議な風貌のツノゼミ。その小さな姿かたちをとくとご覧あれ~ということで、今回紹介するのは、ヨツコブツノゼミ(Bocydium属)の1種。まだ名前が付いていない未記載種だ。現在ヨツコブツノゼミ専門の研究者と共に新種発表に向けてデータをまとめたりしているところなのだが、先駆けてみなさんに生きざまの一部を見てもらいたい! ヨツコブツノゼミの仲間は、中米南部から南米にかけて広く生息していて、コスタリカでは、降雨量の多い熱帯雨林の薄暗い森の中で見かける。 今回のヨツコブツノゼミが見つかる

    第138回 『タケコプター』を付けた不思議なツノゼミ
  • “微生物学の父”レーウェンフックは何を見たのか

    このクマムシは、クリプトビオシス(無代謝の休眠状態)と呼ばれるプロセスによって、きわめて厳しい環境に順応できる。レーウェンフックは、休眠状態にあったと思われるワムシを観察し、生物のクリプトビオシスを世界で初めて記録に残した。(PHOTOGRAPH BY THE SCIENCE PICTURE COMPANY/ALAMY) 1670年代の初め頃、私たちの身の周りにあふれる微生物のディープな世界にある人物がはじめて飛び込んだ。彼は学者でもなければ、哲学者でも科学者でもなく、オランダで小さな布地店を営んでいた。空いた時間にレンズを磨いているうちに、レンズ磨きの腕を上げ、自分用に倍率270倍の顕微鏡を作ってみた。これは当時としては世界最高で、ほかの顕微鏡と比較して10倍の倍率を誇っていた。誰よりも好奇心旺盛で、何でも見てみたいという思いが強く、それがアントニ・ファン・レーウェンフックに成功をもたら

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