民主党代表選に出馬の意向を固めている野田佳彦財務相は13日午前、東京都内で記者団に「連立が必要だ。当然3党協議をやってきた自民党、公明党の意見をふまえて対応しなければいけない」と述べ、自公両党との連立政権を目指す考えを明言した。 野田氏はこれに先立ち、テレビ東京の番組に出演し「(今月発売の月刊誌の)論文で、時機が来れば先頭に立つ覚悟を示した」と代表選出馬への意欲を表明。さらに「与野党が胸襟を開いて話し合うことが基本で、救国内閣を作るべきだ。連立しないと政治は前進しない」と強調した。 出馬の正式表明時期については「菅直人首相が出処進退を打ちだした時に具体的に示すのが筋だ」と述べた。【光田宗義】 【関連記事】 野田財務相:グループ会合出席 民主代表選支援要請へ 野田財務相:民主党代表選に出馬へ 雑誌に意欲示す論文 G7:「為替変動に適切に協力」…野田財務相が会見 野田財務相:円高