果汁100%飲料でも油断できない「がんリスク」との関係健康的と思われている果汁100%のフルーツ・ジュースが、実は健康的でなかったことについて、果汁100%でもダメか。仏の研究で、甘い飲料とがんリスクの関連が示されるという記事にもなっています。 約10万の成人(79%は女性)を対象としたこのフランスの研究では、砂糖入り飲料と、がん全般および乳がんや前立腺がん、大腸がんなど一部のがんの発症との関連を調査した。試験参加者がオンライン上で回答した飲食記録をもとに、それぞれの1日の砂糖入り飲料(100%果汁飲料を含む)の摂取量を計算した。 最長で9年にわたる追跡調査を行い、砂糖入り飲料の1日の消費量と試験参加者のがん発症件数の関連を調べた。この調査期間中にがん発症が診断された件数は2193件で、うち693件が乳がんだった。果汁飲料を含む砂糖入り飲料を1日あたり100ミリリットル多く摂取することで、