フジテレビ系列(道内はUHB)で月曜午後9時に放映中の連続ドラマ「PICU小児集中治療室」の内容が、北海道美瑛町の医療体制への誤解を招くとして、同町がフジテレビに抗議したことが17日、分かった。フジテレビ側は「対応を検討する」としている。 ドラマは札幌市の丘珠空港に近い、架空の病院にある小児集中治療室(PICU)を舞台に、医師らが医療用ジェット機の運用を目指す内容。 10日に放送された初回で、体調を崩した女児が美瑛町の病院から旭川市の大学病院に転送後、ドクターヘリで札幌市の大学病院に運ばれたが、亡くなる場面があった。 放送後、町議がフジテレビに「実態と異なる」と電話で指摘したところ、12日に番組関係者が来町。角和浩幸町長が「フィクションとはいえ、医療過疎、住みにくいという印象を与えて残念だ」と抗議したという。 引用:北海道美瑛町がフジテレビに抗議 ドラマで描かれた町の医療体制「実態と異なる