4月10日に約44億円の負債を抱えて破産した大手接骨院チェーン MJG 。2011年創業の同社は接骨院、整体院を全国に展開。 骨盤矯正などを売りに2019年末までに178店舗を展開する業界最大手として急成長を遂げていた。 現在、各店舗のドアには「新型コロナウイルスの感染拡大による営業中止」と貼り紙がされるなど、 “コロナ破産”にもうつるが、同社では以前から トラブル が続出していた。 元社員が明かす。 「新規出店のなかには不採算店が多く、資金繰りが厳しかった。2019年11月にはダイエットプログラムの効果に根拠がないと、 埼玉県から景品表示法違反の是正勧告を受け、銀行の融資もストップしました」 財務状況の悪化に拍車をかけたのは同社の 木﨑優太社長 (33)の 金銭感覚 だ。 「とにかく 派手好き なんです。 日焼けした肌 を 高級スーツ で包み、口癖は『社員に夢を見させたい』。2019年の