開発したのは、東芝。東京医科大学と国立研究開発法人国立がん研究センター研究所との共同研究によるものです。 仕組みとしては、電気化学的マイクロRNA検出技術を活用して癌を識別するのだそうです。 ちなみに、マイクロRNAというのは、遺伝子やタンパク質を制御している20塩基程度の短い核酸分子のこと。血液中のマイクロRNAの種類と量を調べることで、さまざまな癌を早期発見できる可能性があるといいます。 今回の研究開発では、膵臓がんや乳がんをはじめとする13種類のがん患者と健常者を、2時間以内に99%の精度で網羅的に識別できることを確認したとのこと。 なお、判別された中には「ステージ0」の癌も含まれており、13種類のいずれかのがん罹患を簡便かつ高精度に検出するスクリーニング検査にも適応可能であるとしています。 東芝は、今回開発したマイクロRNA検出技術を用いることで、高精度な癌の早期発見が期待できると