新型コロナウイルスの感染者と濃厚接触した可能性を知らせるスマートフォン向け接触確認アプリ「COCOA(ココア)」の接触通知が届かなかった問題で、厚生労働省は外部有識者を入れた調査組織を設置して検証する。 昨年9月の不具合発生から約4カ月の間、実際の端末を使って動作を確認せず発見が遅れた経緯があり、厚労省は年度内にも検証結果をまとめ、関係者を処分する方針だ。 今回の不具合は米グーグル製の基本ソフト(OS)「アンドロイド」版で発生したが、米アップルのiPhone(アイフォーン)のOS「iOS」版でも、SNS上では「通知が届かない」との指摘が相次いでおり、確認を急いでいる。